Ｑちゃん庭で寛ぐ

猫の「飼育は完全室内飼い」に賛成派のスージーベロですが、拙宅のＱちゃんに関しては方針転換します。
色々考えた上で、外出を許可しました。

Ｑちゃんは乳腺摘出手術後、さかんに外へ出たがりました。
介護服を着せていましたが、傷口から感染症に罹る恐れもあり、勿論外出を許しませんでした。
抜糸後も外に出たがり、特にスージー母や私が庭で洗濯物を干したり、植木の手入れをしていると「Ｑちゃんも出たいよ～！」と言って窓をガリガリ狂ったように掻いていました。

手術痕が治った頃、家族と相談してＱちゃんが庭に出られるようにしてあげようという決断をしました。
その後、庭が大好きなＱちゃんは、物置の上や植木の台の上でお昼寝しています。
車庫（コンクリート）でゴロンゴロン回転するのも気持ちいいようです。

スージー宅は四方八方を建物に囲まれ、日当たりが悪いのですが、道路に面しておらず比較的安全です。
また、Ｑちゃんは警戒心が強い子で、敷地内をテリトリーとしているので外に出しても大丈夫と判断したのです。

Ｑちゃんの癌は治らない可能性が高いです。
それならば体が自由に動かせる間に、虫を追いかけたり、鳥の声を近くで聞いたり、風を感じたりしてＱちゃんの生活を豊かにし、Ｑちゃんの希望を叶えてあげることが大切だと思うのです。

今日は、スージー母が敷いてくれたブルーシートの上でずっと寛いでいました。
傍らではスージー母がブルーベリーの木を植え替えしたりしていました。
それは、涙が出る位とても幸せな光景に見えました。

今日の写真はテリトリーをパトロール中のＱちゃんです。
若い頃は名ハンターだったＱちゃんは、実は野生児なのです。


↑昔はこの辺りでよくトカゲを捕まえていました。


↑ここでゴロンゴロンするのが好きです。