@susiebero blog編

スージーベロによる@susieberoのブログ編!
アンチエイジング、愛猫、ガーデニングを語りたい!

思い出のメロディー

2007-08-12 14:00:38 | 時事関連
昨晩NHKで「思い出のメロディー」が放映されました。
私が生まれる以前の古い名曲も多いのですが、この手の番組は大好きで必ず観ます!

天下のNHKだけあって、出演者は豪華でした。
個人的には金井克子さんの相も変らぬプロポーションの素晴らしさに感心し、ダークダックスさんが3人で歌っていたのを心配し(本来は4人)、森田健作さんの不自然な髪型に突っ込みを入れ、私も一緒に歌いながら楽しみました。

最後に“時の人”秋川雅史さんが歌った「長崎の鐘」は圧巻でした。
この歌は長崎でご家族と共に被爆された長崎医科大学の永井博士の悲しい体験を元に作られました。

2番の歌詞は特に悲しいのです。
「召されて妻は天国へ 別れて一人旅立ちぬ かたみに残るロザリオの 鎖に白き 我が涙」
被爆後、永井博士は救護活動の末、やっとの思いで自宅に戻ったところ、妻の姿はどこにもありませんでした。
ただ原爆の熱線に焼かれたお骨の一部と妻が身に着けていたロザリオだけが残っていたそうです。
このエピソードは長崎を旅した時に、定期観光バスのガイドさんが話してくれたのですが、そのお話を聞きながら、私とスージー母はバスの中で涙をこらえきれませんでした・・・。

よって、「長崎の鐘」は非常に思い出深い歌なのです。
秋川雅史さんの声は高く明朗な藤山一朗先生と違って重量感があり、恐ろしいくらいでした。
8月にこの歌を聴くことは平和ボケの日本人にはいいな~としみじみ感じ入りました。

しかし、直後の番組司会者:三宅裕司さんのMCで雰囲気は台無しでした。
あの場では、おちゃらけないで戦争と平和と核兵器根絶について承継したコメントをして欲しかったです・・・。

8月は2回の原爆忌と終戦記念日、お盆にお墓参りと命を問うことが多いのです。
戦争を知らない私ですが、今も地球上のあちらこちらで戦争が続いていることは知っています。

今日の写真は新聞を全身で読み取るQちゃんです。(?)
私にも読ませてください・・・。