関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

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終盤日程中“最大の華”、女子フィギュアスケート「決戦」迫る!! ── 五輪の銀盤は、冷酷非情な処刑台。

2010年02月21日 | 日記
ま、トリノにおける「イナバウアー」熱狂から、あっというまの^^; 4年でしたね。

今年もさまざまな下馬評が乱れ飛ぶ、氷上の最高位決戦 ── 2年前ネットでさんざ叩かれた恩田美栄さん的に言うならば、「ちやほやされすぎ」の真央ちゃんが最もメダルには遠く「絶望的」。結局のところ一番期待されてない鈴木明子選手(24)こそ、場合によれば大金星も濃厚・・・って観測になるのでしょうか。

ことほど左様にフィギュア競技の最大の敵は、高難度ジャンプの成否やら自身のコンディションよりナニより、(代表として)選抜される『タイミング』です。「冷徹無比な時間」と「技術面における成長のバイオリズム」がシンクロした選手にだけ、メダルのチャンスが巡ってきます。恩田さんにも、(その現役最後を看取った)ジョゼ・シュイナール(in カナダ)コーチにも、肝心なときに「時の女神」は微笑んでくれませんでした。

トーニャ・ハーディングなどという未曾有の毒気の才にあふれたアメリカ選手さえ(その場に)存在しなければ、リレハンメルの「靴紐事件」などという馬鹿げた茶番劇は起き得ず、実力十分のシュイナール“選手”はメダル圏内に残れたハズでした。いつ、どこで、誰が、どうした・・・そんな巡り会わせで、自分の人生が大きく狂わされたスケーターは枚挙に暇がないんでありますね。

消え去らざるを得なかったプレイヤーたちの怨念、妬み、挫折心・・・それらドロドロの累積した泥濘(ぬかるみ)と化した銀盤の悪魔が今、出場する演技者らの足元を掬(すく)ってやろう、と舌なめずりしながら待ち構えています。 
 
 
(画像は、バンクーバー大会のトーチを掲げる“不遇のヒロイン”ジョゼ・シュイナール)
 


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