関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

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宇宙旅行の本稼働は2011年か…にしても「宇宙ルート初就航」がヴァージン・アトランティック航空とは思わなんだわ!

2009年12月11日 | 日記
はい、正確には英国ヴァージン・グループの《ヴァージン・ギャラクティック》社ですね。承知いたしております^^; ですよ。

ただまー世間一般にゃこれまで、宇宙旅行も航空会社が大気圏突き抜けて、そのまんま乗客を宇宙観光へと誘(いざな)うもんだ、と思い込まれておりました。ですんで、「当らずとも遠からず」ってな意味を込めて、あえて同グループ傘下のアトランティック航空、と代称させていただきます。

一部の報道に、今年2009年中の「就航」目指して(シャトル艇を建造)準備中、ともありましたが、実際にゃ2010年からテスト運航を繰り返し、実用化(パック販売)に支障なし!と米国政府の認可も得られれば、2011年より本就航、との観測でございますねえ。

ここまで(宇宙の商用開発のカタチが)“20世紀人の”予想通りいかなかったのは、宇宙の開発ペースが大きく遅れたこと。アポロ計画のあと、ここまで長期に渡ってアメリカが(月や火星への)有人探査を渋ってしまう、とは誰も予想しませんでした。本当なら月に(南極のように)アメリカやロシアの有人基地が置かれ、そこへの隊員や物資の往復を支援する「乗り継ぎ駅」としての宇宙ステーションが、2000年あたりには民間人すら滞在できる規模でもって建造&運営されているハズ^^;? だったんでございます。

そうすりゃその宇宙ステーションが、ほどなく「宇宙ホテル」という“観光地”を兼ねるよーになり、そこへ往復したり、そこを経由してまた別の都市へ降りる…そんな新ルートを次々に、きっと旅客航空各社が商品化するだろう ── そうとばかり思い込んでいたのですわ。われわれは。

宇宙旅行の本稼働は2011年か…にしても「宇宙ルート初就航」がヴァージン・アトランティック航空とは思わなんだわ!の画像
 
宇宙旅行の本稼働は2011年か…にしても「宇宙ルート初就航」がヴァージン・アトランティック航空とは思わなんだわ!の画像

だけれども、いつまで経っても民間人の泊まれる“豪華”宇宙ステーションは出来ない。したがってボーイング社も(お手頃価格の)宇宙旅客機を売りださない。結局、航空会社が客を宇宙まで行ってこさせるには、自らがベンチャー精神で航空機の開発製造すら手掛けるしかない、というハメになりました。おりしも、航空業界は世界的な競争の熾烈化と経営難、統合と再編の時代へ。。。

映画《2001年 宇宙の旅》の中で、誇らしく「宇宙定期便」の雄姿を見せた《PANAM(パンナム航空)》も'91年、日本のバブル崩壊と同時期に倒産しちゃいました。この頃、かのルイジ・コラーニ氏はニッポンの日航のために、宇宙便の機体に関する提案(※添付画像2 参照)もしちょります。そんなJALにしたところで、今は雲の高さを飛び続けるのさえアップアップしてるありさま。そんな高いところまで昇っていける日はくるのか? 事業経営が昇天^^;する方が先かもしれない、と茶々を入れたくもなるのでございますね。あ~あ(溜息)
=了=

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