関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

自作動画のネット投稿が🌎限られた"FLASH職人"だけの特権だった2005~08年辺りを回顧する

2021年07月15日 | 日記

SNS上を賑わす(つまり"バズる")話題の賞味期限は「せいぜい、持って3日」だ。

その尺度では7カ月前など「じゅうぶんに昔」の話になる。昨年暮れ、Adbe Flash Playerが「公式終了(サポート停止)」した。そうなった経緯と理由は、2017年の下記ITニュースサイト投稿記事に要約されてる。


全盛期のFlashは大きな存在だった。2005年、Adobeは当時Flashの開発会社だったMacromediaを34億ドルもの金額で買収した。同年、YouTubeがサービスを開始し、動画にFlashを使うことを決定した。Flashは、人気の高いアニメーションおよびゲーミングプログラムから、インターネットのデフォルトの動画プレーヤーへと瞬く間に変身した。Flashは決してデフォルトの動画プレーヤーにふさわしい安全性を備えていなかったが、当時対応できたのがFlashであり、Flashは既にとてつもない人気を得ていた。

しかし、それは過去の話であり、今は今だ。今日、Flash動画を使用する理由はない。

[出典: CNET Japan / 翻訳校正: 川村インターナショナル - 2017年08月04日]



実際にはFlash(という再生規格)は途方もない脆弱性を秘めていて、しばしばウイルスを仕込んだり情報強奪やフィッシング詐欺に悪用され続けた。

で、あろーと何だろと💧 ホンの15年前までは世界共通の「スタンダード規格」であったのも事実で、当時アップされた個人ホームページの残骸は今も膨大に存在し続け、今ごろアクセスしても表示(再生)されない事態に陥っている。


最盛期の2005年には、Flashアニメーションを加工制作できる一般個人たちが「Flash職人」と崇められ、Flashファイルを投稿掲載できる掲示板サイトは深夜まで猛トラフィックを叩き出してた。Windows XPのパソコンが主要なネット端末であり、当たり前だがスマホのスの字も登場してない。ネット回線と言えばISDNからADSLへの切替勧誘が盛んな時代で、光回線が普及するのは当分先💧 という「ブロードバンド」前夜でもあった。

思えば 深夜チャットオフ会、『電車男』……当時のサイバーな流行は、社会現象でなくサブカルチャーの枠内として片付けられてた気がする。当時の13歳未満や60歳以上の世代は、限りなく「SNSの外側」に放り出された存在で、生活のなかでネット検索することは皆無だった。そのためのネット端末が、彼らの手元には無かった。

だが一方、当時から端末(パソコンとインターネット回線)を持てたわたしたちは、Flashアニメという"最先端の"映像表現ツールと、それによる表現の自由度、初めて見聞きする輝きや興奮に酔いしれた🎵 かつて(アナログに)流行った洋楽の流行歌を『空耳で笑わすアニメ』もまた、そんな中毒コンテンツとして非電波系(=すでに当時からネットに溺れて「TV離れ」し始めた系)な仲間内にヘビロテされたのだった…。

第1弾ヒット『恋のマイアヒ』に次いだのが、モスクワ五輪の前年‘"西ドイツ"でリリースされた『もすかう』。※これはドイツ語タイトル名、当時の邦題は『目指せモスクワ』。




実際には、制作国の西ドイツは日米など参加ボイコット派に組して(同国アスリートらは)モスクワ五輪を目指せなかった。

一方で英連邦(カナダを除きUK、オーストラリアなど)各国は、米国のカーター民主党政権の卑屈キワまる嫌がらせへの同調要請を突っぱね、(当時アフガンに侵攻した)ソ連を非難するも五輪には参加した。

オーストラリアに至っちゃ民放TV網のひとつが、この曲を五輪特番のテーマ曲に採用しちまったwんだな。まぁ国民性と言うか、ナンという能天気な選曲w(←原曲はなぜかソ連でもヒットしたが、英語歌詞はロシア人気質を小馬鹿にした内容になってる)。

わたしは初リリース当時のリアルタイム世代だが、西ドイツミュージシャンが「西ドイツ選手のモスクワ大会進撃を祈念して」この曲をアルバムに入れたように、巷の日本人も「日本選手の活躍を鼓舞するように」聴いては浮かれてたように記憶する。結果としちゃ、1979年暮れのアフガン侵攻でそんな期待は木っ端みじんに吹き飛んだ。このときの米国は(ソ連につぶされた)イスラム原理主義政権を擁護したんだぜ? イランの米大使館人質事件の直後だってのに、どんだけ軸足ブレまくる弱虫どもなんだろねアメリカ民主党。そんなんにヘコヘコ付き合う日本人もアレなんだが。アメリカ兵を死なせまいと原爆こさえる発想の党だから、ヘタに恨みを買うと地獄を見る、ってトラウマも分かるけど。

って、記したいのは1980年を回顧する記事じゃねえ(自爆w)

ともかく、2010年代ともなるとFlashは世間から冷遇されだし、ついに2020年「ご臨終」となった。もう空耳ネタなんぞで、Flashアニメが脚光を浴びることはない。

かつて、米民主党の毒牙を刺されたモスクワ五輪であったが、同じく民主党バイデンさんも推す2020東京五輪は、果たして「負けず劣らす負のレガシー」に祀られつつあるなw Flashで空耳PRっつワケにもいかんから、フツーに動画を拾い集めて(2021年流に?)作ってみた。


上掲はジャケ画像。で、下の画像をクリックorタップで(ようつべ宛ての)外部リンクとなる。

自分で作っといて言うのもナンだが💧 やっぱ「空耳コジつけて笑い飛ばす」って感性そのもんが、21世紀の日本じゃ古くっせ~郷愁🍂」へと過ぎ去った気が。空耳自体より、その「さびしさ感」を自虐で苦笑しつつ眺めるよーな作品だァね お粗末さま。


=了=

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