関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

これぞ〈中高年フレンドリー〉な市販薬?…… (容器に)品名より効能がデカく記載されてる!

2018年08月05日 | 日記
つい先日、近くのドラックストアで、皮膚の痒み止め軟膏を品定めしてたときのこと──。

外箱パッケージに『湿疹・かぶれ・皮膚炎に』と大書してある製品を見つけた。


軽く、感動してしまった。

品名は(もちろん)あるのだよ。 その効能書きの下に小っちゃく『デルマレチゾンPV軟膏』と刷られてる。

けど、品名なんか憶えてくれなくていいと言わんばかりに、本当に隅っこに、本当に小文字で。

実際、齢を喰って身体の調子も鈍り(救急箱に)塗布薬のチュープが何種類か溜まってくると、いちいち「何て銘柄の軟膏が、何の傷病に塗る薬だったのか」憶えてられなくなる。 昔は良かった。 メンソレータムとか蛸の吸出しとか、どんな塗り薬も容器は独特、色つやも匂いもドギつかったから用途を見粉(まが)うことなど、まず!なかった。

それがもう、最近のチュープ入り塗布薬は(判で押したように)乳濁色か白色。粘り気も同じくらいで、何が?どれなんだか、本当に区別が付かない そういう中高年族には、仰々しいカタカナの薬名を容器に大書されても…実際問題、不便なだけ。 効能だけデカく書いてある方が、何十倍も!使いやすい。

これからの市販薬は、銘柄ばかりをバンバン前に出して「少しでも名前を憶えてもらおう、1個でも多く買ってもらおう」ではダメだ。 この『デルマレチゾンPV軟膏』のように、銘柄を引っ込めてでも「効能をデカく、見やすく、分かりやすく」してもらわなきゃ。

こうした潔(いさぎよ)さこそが、きょうび、高齢化社会の消費者に支持されてゆく重要なキーになってくのだろう。 たぶん。
 
 
<関連の外部リンク> 新新薬品工業(富山県)ウェブサイトより 一般用医薬品
コメント
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