OPBFフライ級8位 OPBFフライ級4位
大久保 雅史(青木) 鄭 眞碕(韓国)
12勝(4KO)2敗 5勝3敗
写真右側:青いグローブが大久保選手。
写真左側:赤いグローブが鄭選手。
チャンピオンの長縄選手が引退した事により、
急遽、鄭選手との王座決定戦となった。
しかしなぁ・・・・5勝3敗とは・・・
相手に恵まれたなぁ・・・大久保選手。
1ラウンド:鄭選手が左右のフックを大きく振り回しながら前進。
大久保選手は左ジャブから右アッパー、左ボディブローで攻める。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
2ラウンド:頭から飛び込んで来る鄭選手に対して、
大久保選手は左ボディブローを軸に下から上へ攻撃。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
3ラウンド:徹底的にボディを攻める大久保選手。
ボディから顔面へパンチを返す。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
4ラウンド:鄭選手は前進を止めずくっついてくる。
大久保選手は左右のボディを攻める。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
5ラウンド:ボディが効いてきた鄭選手は手を出せずガードを固める。
大久保選手は左ボディブローから右フックを顔面へ。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
6ラウンド:大久保選手が連打でロープへつめるが決定打が出ない。
鄭選手も粘るが強いパンチは出ない。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
7ラウンド:大久保選手は振りが大きくなってきた。
鄭選手は密着して細かく右アッパーを突き上げる。
(大久保選手:9-10:鄭選手)
8ラウンド:頭を付け合っての打ち合い。
大久保選手はボディ中心。鄭選手は徹底して右アッパーを
細かく突き上げる。
(大久保選手:9-10:鄭選手)
9ラウンド:接近戦。大久保選手は左ボディブローから顔面へ。
鄭選手は右アッパー。有効打で大久保選手が勝る。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
10ラウンド:大久保選手は左ボディブロー。鄭選手は右アッパー。
終了間際に大久保選手の左フックがヒットし、鄭選手がガックとなる。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
11ラウンド:大久保選手の徹底した左ボディブローにも、
鄭選手は前進を止めないが、有効打はなし。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
12ラウンド:鄭選手は手打ち。大久保選手の左右フックで
ダウン寸前まで追い詰めるが倒せず。
(大久保選手:10-9:鄭選手)
私の採点では、118-110で大久保選手の勝利。
公式採点は、日本のジャッジが117-112、
韓国のジャッジが116-112、
オーストラリアのレフェリーが118-111。
3-0の判定で大久保選手が勝った。
通常の東洋太平洋戦では、
ジャッジはそれぞれ自国の選手に有利に採点し、
中立国のレフェリーの採点で決まる事が多い。
しかし韓国のジャッジでさえ、
大久保選手の勝ちにするほど、一方的だった。
見た目と言うと・・・顔ですか?
次期王者の升田選手って事で・・・・。