カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

2007年01月03日 22時44分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン                 同級2位
クリスチャン・ミハレス(メキシコ)   川嶋 勝重(大橋) 
     29勝(10KO)3敗2分         30勝(20KO)5敗

                    

行ってきました 初有明コロシアム
 (周りに何もなく・・・寒かったです。)
 無骨で不器用、不屈の精神を持つ男、
「ラスト・サムライ」川嶋選手の挑戦は続く。

川嶋選手(写真左側、ガンメタのトランクス)は、
前回9月の対戦で2-1のスプリット・デシジョンで敗れた。
これでは、納得して引退できるはずもなく現役続行を表明。

しかもライバル徳山昌守選手がタイトルを返上したため、
この試合は正式なタイトルマッチとなった。

ミハレス選手(写真右側:黒色のトランクス)は、9月に勝利した後、
なんと11月17日に初防衛戦を行い判定勝ちしている。
25歳とは言え、疲れとダメージは残っていないのか?
それとも川嶋選手を舐めてるのか?

なおこの試合は、オープン・スコアリング・システムで行われた。

                   

1ラウンド:川嶋選手は左右を大きく振り回しながら前進、
ミハレス選手は右ジャブからコンパクトに連打する。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

2ラウンド:川嶋選手は前進しロープにつめるが手が出ず、
逆にミハレス選手の連打をもらう。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

3ラウンド:川嶋選手はプレッシャーをかけ続けるが手数が少ない、
終了間際にミハレス選手に左フックから右フックを当てる。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

4ラウンド:川嶋選手がミハレス選手をロープに追い詰めるが、
ミハレス選手は左アッパーを連打し逆転、手数で圧倒。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

 ここまでの私の採点は、39-37でミハレス選手。
公式採点は39-37、39-37、40-36でミハレス選手。

5ラウンド:ミハレス選手は左アッパーを効果的に当てる。
終了間際に川嶋選手は右フックを当てるが、相変わらず単発。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

6ラウンド:川嶋選手がミハレス選手のボディーを狙い始める。
下から上へ狙い、左フックでポイントを奪う。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

7ラウンド:ミハレス選手は、足を使い距離を取り逃げるが、
接近するとは左アッパー、川嶋選手はボディーから左フックを当てる。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

8ラウンド:ミハレス選手は相変わらず手数が多く細かく連打するが、
川嶋選手の力のあるパンチがやや有利。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

 ここまでの私の採点は、76-76でイーブン。
公式採点は77-75、79-73、76-76でミハレス選手。

9ラウンド:ミハレス選手の連打は止まらない。
打ち合いでも手数で圧倒。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

10ラウンド:ミハレス選手の連打で川嶋選手がダウン
と思われたが、スリップ・ダウンの判定。
 (TVで確認したが、パンチが当っていたようだが・・。)
川嶋選手は立ち上がるが、
ミハレス選手の連打でコーナーにつめられ、
全く手が出なくなったところで、レフェリーが試合を止めた。
1分5秒、TKOでミハレス選手が勝った。

        

ミハレス選手は、暫定が取れて正規のチャンピオンになり、
防衛戦もこなした事ですっかり自信を持っていた。
ポイントを稼ぎ逃げるだけでなく、
時には好戦的に打ち合いに応じた。

 前半失ったポイントを中盤に挽回し始めた川嶋選手、
これからと言うところで攻め込まれた。
細かいパンチ・・特に左アッパーかな・・をもらいすぎて、
思ったよりダメージが蓄積していたようだ。

「ラスト・サムライ」最後まで勇敢でした。
ゆっくりお休みください。お疲れさまでした。
コメント (2)
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