福江島には自衛隊の基地があります。
島の北西部の三井楽という場所にその基地があります。
昨日は1年に一回の”開放日”ということで、私と娘で見学に
行ってきました。
自宅から車で約30分。 二十数キロ走って到着
(その間で信号はたった2つ)
小高い丘の上に基地はありました。
あまり盛大ではない雰囲気。
守衛さんが車を誘導してくれました。
まず目立つのは大きなパラボラアンテナ。
高い鉄塔の上に巨大なアンテナが2つ並んでいます。
福江島はいわば日本の端っこなので、不審な飛行機、船が
来ないようしっかり見張っているのだと思います。
特に中国方面、韓国方面に気を配っているのだと思います。
このアンテナのそばに戦闘機が1機陳列されていました。
説明を見るとF-1戦闘機とあります。
調べてみると、すでに後継機(F-2)に引き継がれており
現在は使われていない機種とのこと。
お客を乗せる飛行機しか見たことない娘は不思議そうに
みていました。
その後、体育館に入り装備で使う衣装を見ました。
例えばこれ
↓
防弾チョッキとヘルメットです。
試着させてもらいましたが、何しろ”重い!”
こんな装備を身に着けて、道具、兵器など持って山道を
歩いたら物の数分でへたり込みます。
他には消防、迷彩服、制服などあります。
写真を撮ってプリントアウトしてくれるサービスがあったのですが、
娘は、 「やだっ!」 の一点張り
結局写すことなく退散しました。
全体的に見て、イベントとしてかなりの小規模なので拍子抜けしました。
昔、神奈川の横須賀米軍基地や米軍厚木基地の開放日に行ったことがあります。
その時、航空ショーやあらゆる出店など本当に楽しめました。
また横須賀基地では。空母インディペンデンスの中にも入れて
戦闘機を運ぶエレベータや様々な武器を見ることが出来たのです。
お国の違いがありますが、自国を守るためどういうものを持っているかもう少し市民に見せてくれてもよいのでは???
難しい問題ですが、開放日とうたった以上、もう少しイベント性を重視して欲しいなという感想を持ちました。
ではでは
よーやくよーやく長い雨が終りそうです。
今年の梅雨は例年よりだいぶ降ったようです(地元民 談)
雨が続くと外に出られずつまらないのですが、我が家の水源
(裏の山)へ貯水されると思えば後が助かります。
さて庭、自宅前の畑で徐々に野菜類が実り始めました。
今日は一通り状況をみてみました。
素人で始めましたが、結構ちゃんと実がなるものです
①インゲン ②ピーマン
インゲンは次から次から実がなります。
食べたいときに採っていつでも食べられるので便利。
ピーマンが、見事になりました。
でも・・・ピーマンが得意な人が我が家にはいません。
”かたし”で売るか考え中です。
③シシトウ ④コショウ
シシトウも、インゲン同様たくさんなるので、食べたいときに
採ります。 塩炒めがおいしいです。
さて、コショウの実ってこのあとどうなるのでしょうか?
私が知っているコショウは粉になっているので、この後どういう
工程でいわゆるコショウになるのかこれから調べます。
⑤ミニトマト ⑥トマト
枝葉ばかり繁っていましたがようやく実が付き始めました。
ミニトマトはここ2、3日で実が赤くなり始めました。
昨夜2つ採って食べてみましたが、青臭くなくてトマトが
若干苦手な私でも食べられました。
またトマトはまだ赤くなる気配がないのですが、青い実が
沢山控えているので、しばらくするとトマトバブルが来る予定。
次回はトウモロコシ、大豆など報告します。
ではでは
いつも土曜お昼は、近所の”かたし”で過ごします。
※かたし
移住者のご夫婦、地元の陶芸家、マッサージ師の3人で経営
しているお店。 土曜日のみ営業。
そこのご主人から、日曜日に
「うどん職人が来てるから夜うどんを食べよう!」
と誘われました。
早速いってみると、若いお兄ちゃんが1人黙々とうどん生地を
延ばしています。
手馴れた様子でうどんを切りあっという間に手打ちうどんが完成。
”この若い兄ちゃん何者なんだろう?”
と思い色々話して見ました。
どうやら、うどん職人を目指していて、大学卒業後香川で3年修行。
そして地元(京都)で店を構える前の修行として、北海道礼文島
からスタートして、太平洋側を南下して沖縄(波照間島や与那国島も)
で折り返し福江島に来たそうです。
既に旅した時間は1年8ヶ月!
2年というタイムリミットを設けているので、あと4ヶ月で日本海側を
北上し、北海道礼文島まで戻るそうです。
弱冠27歳! 若いから出来ることかもしれません。
私達は彼が打ったうどんを”かけうどん”と”かまたま”の両方で
食べました。
かまたまって知ってますか?
香川では当たり前の食べ方らしいのですが、茹でたてのうどんに
生卵を割って、醤油で混ぜ混ぜする食べ方です。
喉越しが良くてとっーても美味しかった!
ちょっとした宴会風になり、賑やかに15人ぐらいの晩餐でした。
娘もかまたまが気に入ったようです。
同じコシのうどんにはなかなか出会えないかもしれませんが、
今度は自宅で試してみます。
彼の今後が上手くいくように!
ではでは
1週間降り続いた雨がようやく一息です。
午前中は外の畑で、作物のパトロール&ジャガイモ掘り開始します。
★3月までに収穫したジャガイモを食べきれないまま、また
収穫の時期を迎えてしまいました・・・
納屋にしまってあった小芋たちは、一斉に芽を吹いてもはや
食べられる代物ではありません。
しかも冷蔵庫の野菜室を占拠している残党を食べなければなりません。
でも美味しい取れたて新ジャガイモのほうが美味しいですもんね。
ジャガイモは、葉が枯れてしおれてきたら収穫時期です。
とっくに収穫サインは出ていたのですが、ここ最近の長雨でなかなか
収穫する機会がないままです。
ものによっては、地中で芋が腐ってしまっているかもしれません。
早速掘ってみましたが、思っていたよりはダメージを受けず生き残って
います。 確かに中には、芋がドロドロになっている株もあります。
でも沢山植えたので、多少ダメになってしまっても体制には影響ありません。
掘ること2時間弱。 バケツ2杯のジャガイモを収穫して今日は終了。
双方の実家に送ったり、近所に配る予定です。
掘る最中に、鋤(スキ)で傷つけてしまったジャガイモは我が家の
食卓に登場する予定です。
気をつけてはいるものの結構割ってしまうんです・・・
← 掘りたての新ジャガイモ
← 家の廊下で乾かします。
少し蒸して食べましたが、抜群に美味しいです!
手作りバターや庭のパセリと一緒に食べればもっと美味しいはずです。
次回は他の作物の話しです。
ではでは
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福江島の宣伝です。
今週の日曜日、島を挙げてのイベントが行われます。
それは、”アイアンマン ジャパン トライアスロン 五島”です。
日本語で言うと”鉄人レース”。
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※鉄人レース
スイム(水泳)3.8km、バイク(自転車)180.2km、
ラン(マラソン)42.2kmの合計226.2kmを
制限時間15時間で駆け抜ける世界一過酷な競技とも
言える鉄人レースです。
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五島で行われるのは今回で8回目。
日本で唯一開催される国際的なレースだそうです。
島の商店街付近で外人さんをちらほら見かけるようになりました。
招待選手など結構来日しているみたいです。
私は当然出場・・・・・しません!
多分最初の水泳で海の藻屑になるからです
当日は地元ケーブルテレビで観戦でしょう。
また、このところ島の至るところでマラソン、自転車で島を
走り回っている人々を見かけますが、多分出場する
選手達が先乗りして調整しているのだと思います。
現時点でエントリー数が約1000人!
そんなに泊れる施設があるのだろうか???
スタート種目が開催される富江地区では、民泊(一般の
家に泊ること)を募集していたとのこと。
どれだけ盛り上がるか楽しみです。
ちなみにコースです。
きっと全国ニュースで報道されると思いますので頭の
片隅においといて下さい。
ではでは
九州も梅雨入りをして、今日も小雨がぱらついています。
玉ねぎを全部収穫して現在乾燥中なのですが、外に置きっぱなしに
しているうちに雨が降ったりで、なかなか乾燥が思うように進みません。
家の中外の出し入れもかなり面倒臭くなってきました。
なので、ネットを買ってきて軒先に吊るしてみました。
見事な数です。
さて、玉ねぎを収穫した跡地の使い方を考えました。
やはりこの時期に植えるのは”サツマイモ”と決定。
早速、農産物直売所でサツマイモの苗を購入してきました。
苗は50本束で¥700。 安いと思いませんか?
明日も天気が雨かもしれないので、小雨の中作業決行。
まずは鋤(すき)で土を掘り起こし、一帯を耕します。
その後、苗を立てかける溝を掘り、苗を順々に並べます。
↓
そして、土をかけていきます。
↓
4列作れたので、苗数がほとんどぴったりで済みました。
順調に行けば秋にはサツマイモがたくさん(?)収穫できます。
びしょぬれで作業しましたが、今日思いついて作業が終わり
ホッとしました。
ではでは
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最近家の周りにもホタルがいることを知り大変驚いたのですが、
とにかく島でたくさんホタルを見られる場所に行ってみることにしました。
島の知り合いに聞くと大抵ここという場所があるらしいです。
早速昨夜夕飯後家族で行ってみました。
現在の福江島は午後7時だとまだ明るいので、午後8時過ぎに
出発です。 自宅から車で20分強の場所です。
暗い道を進んでみると、静かな川の流れが聞こえます。
その流れに沿った木を見ると・・・・いるいる!
例えて言うならば、ホタルツリーです。
何匹いるのでしょう??? 流れに沿ってずっと続いています。
私は初めてホタルを見たのがほんの数年前です。
新治谷戸田(横浜)で飛んでいたホタルにはとても感動しました。
今回は、それとは比べようがないほどの数です。
家内が試しに虫取り網で取ってみました(逃がしましたよ)
2匹光ってます。
車内で写してみました
このホタルは光り方はポワーポワーと点滅しているので、自宅
周りに出るホタルとは別種。
どうやら有名なゲンジボタルのようです。
娘もとても不思議そうな様子でじっと見ていました。
こんなに小さいときからホタルを見ることが出来る娘はある意味
うらやましいです。
先週家内の友人が2人福江島まで遊びに来てくれたのですが、
ここで連れてきてあげればよかった・・・と悔やんでいます
懲りずにまた来てくださいね
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今日は朝から、”かたし”のご家族がやっている田んぼの
”田植え大会”です
お得意さんからご近所の方々が集まっての作業です。
田んぼの準備が足らなかったのため、代掻き(※1)を
兼ねて、皆でバレーボール大会もしました。
泥だらけになってみな頑張りました。
※1 代掻き
田んぼの土と水をしっかりかき混ぜて泥にして
最後に平らにして田植えに備える作業。
←バレーボール
準備が出来たので、みな1列に並び田植え開始。
↓
そんなに広くない田んぼでしたので、小一時間で終りました。
また、オタマジャクシがたくさんいました。
脇を流れる小川には、小魚(メダカ?)がたくさん泳いでいて
とても気になります。 (採りたい!)
夜は”かたし”で”さなぶり”という食事会です。
ご近所に田植えを手伝ってもらったお礼に振舞う食事会だそうです。
20人以上集まりこんな食事をしました。
↓
食事会の中での余興として、子供達(娘も参加)が歌を
披露して大変盛り上がりました。
たくさんの人たちの前で歌を歌うなんて嫌がると思って
いたのですが、小学生のおねえちゃんたち先導で、見事に
披露してくれました
お腹が満足したところで、”かたし”の裏に出て、子供達と
ホタルを探してみました。
よーく目を凝らしてみると、茂みの奥で、ピカピカ何やら点滅。
ホタルが結構いましたよ。
子供も大人も手の中に入れては大騒ぎ!
賑やかな一日を過ごさせてもらいました。
※暗い帰り道で、家の下にある田んぼ、家の勝手口など至る
ところでホタルが飛んでました。
灯台下暗しです。
ではでは
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おとといの夜、奥の部屋でパソコンをしようとしていた家内から
「何か窓際で光っている!」
と知らせてくれました。
2人でよーく見てみると、確かに窓の端っこから何やら点滅する
光が見えました。
窓を空け、その物体を部屋に入れてみました。
するとこんな虫がいました。
↓
何とホタルです
福江島でホタルが見られると聞いていたのですが、まさか
こんな身近な場所に現れるとは思っても見ませんでした!
最近は、
「そろそろホタルの季節じゃないかな?どこだろ?」
なんて話していたのです。
人に聞くと、島の中央部の”岐宿(きしゅく)”という地区で盛大に
ホタルの乱舞が見られると聞いています。
近々見に行こうと思っていました。
何はともあれ、捕まえたホタルを調べてみました。
以前横浜の新治谷戸田で見たゲンジボタルと比べこんな違いがあります。
①体が小さい
②光の点滅がとても早い
この違いから本とパソコンで調べてみました。
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ホタルは日本に約40種類いるそうで、よくホタル鑑賞するのは
”ゲンジボタル”と”ヘイケボタル”だそうです。
横浜で見たのはゲンジボタルだったので、それより小型のヘイケ
ボタルだと思ったのです。
しかし、それでも現物と違いがあります。
ヘイケボタルに比べても、サイズが小さく、点滅が早いのです。
ゲンジボタル ヘイケボタル 捕まえた奴
点滅時間 約2秒感覚 約1秒間隔 約0.5秒間隔
サイズ 15mm 8mm 7mm
結局点滅時間が短いこととサイズが小さいことから、
”ヒメボタル”
と判明しました。
生態の違い
ゲンジボタル、ヘイケボタル
幼虫時代は清流や綺麗な池で過ごす。
ゲンジはカワニナ(巻貝)、ヘイケは主にタニシを食べる。
ヒメボタル
上記2種類に比べ非常に知名度が低いです
・幼虫は陸生で、森にいる巻貝を食べて育つ
・メスは飛行できないため分布地の移動性は小さく、地域に
より遺伝的特性や体長の差などが著しく、比較的大型の
ものが分布する地域もある。
・ゲンジやヘイケの発光は強さがゆっくりと変化するが、
ヒメボタルは歯切れ良く明滅する。
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福江島の中心街の川の汚れは深刻ですが、郊外だとまだまだ
自然が溢れています。
素晴らしい生き物が家の周りに住んでいる事を再認識したので、
娘にも是非見せて、自然の大切さを教えてやりたいと思います。
ホタルについて知っている方がいましたら教えて下さい!
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