五島列島 島暮らし

横浜から五島列島福江島に移住し、11年目に入りました。 
現地の暮し・趣味・出来事を発信します。

金魚の子育て

2014年05月29日 | 生き物採集・観察

ゴールデンウィークに一人帰省している間に、我が家の金魚水槽に動きがありました。
連休前、水槽中に卵を産んだのです。
ガラス、石、水草など至る所に小さな卵がビッシリ。

放っておくと親が全て食べてしまうので、水草や石は小さい水槽に避難させておきました。
そして私が不在中に孵化開始。

最初はほとんど透明で、長さ4mm程度。
お腹に何か栄養袋みたいなものがあるらしく、ガラスに張り付き2,3日じっとしておりました。
      ↓


金魚は5000粒ぐらい卵を産むらしいです。
それが全部ではないのですが、孵ったらこんな感じ。



さてお腹の栄養分を使った後はどうしたら良いのか?
本を調べてみると、いきなり人工飼料は食べないとのこと。
はて困った・・・・
さらに調べると、”ブラインシュリンプ”を食べるとある。
そうだ、以前カクレクマノミが産卵し、稚魚を育てようと思い買ったままのブラインシュリンプの卵が冷蔵庫にあったはず!
出したはいいが、2年ぐらい時が経っているので、ブラインシュリンプが孵化するのであろうか?
迷っていても仕方ない。  早速準備です。

★ブラインシュリンプとは
  アメリカの塩水湖に生息するミジンコみたいな生き物です。 小さなエビみたいなものでわかりますか?
   その生き物は長期保存が効く卵を産むのです。
   それを自分で孵化させ、飼っている生き物にエサとして与えるのです。

準備は、海水、そしてエアポンプ(いわゆるブクブクです)、手ごろな入れ物
入れ物は500mlのペットボトルを半分に切り、下半分を使用。
そして、ブラインシュリンプの卵を小さじ2杯追加。
海水は、飼っているカクレクマノミの水槽水を拝借。
水温も25℃なのでそのまま入れ物を水槽に浮かべ、エアポンプの管を入れ完了。
卵が生きていれば、24時間で孵化し、エサとして使えます。

そして24時間経ち、見事ブラインシュリンプ孵化成功!
スポイトで何度か吸い上げ、金魚の稚魚水槽に与えてみました。
すると・・・・食べる食べる
小さい稚魚たちが、細かいエサを追いかけて食べてます。

そんな作業を毎朝、毎昼、毎夕、毎夜繰り返し、3日ほど経つと水槽がこんなになりました。

稚魚が何匹いるのかさっぱりわかりません・・・ちゃんと食べると育つものです。
メダカの子供サイズになっていますね。
お腹がピンクなのは、ブラインシュリンプを腹いっぱい食べた証拠。



でもこれが全て育ったら大変な数になってしまいます。
これから生存競争の始まり。
何度かに分けて記事を書かせて頂きます。

今日はここまでで失礼します。


帰省してきました。

2014年05月12日 | 日記

 
ゴールデンウイークの最中、法事のため横浜に帰省してきました。
今回は私一人での帰省。

夕方まで仕事し、18時前の飛行機で長崎→乗り換え→21時 羽田
電車移動で、22時には実家着。 結構早く着いて変な感じです。

翌日法事で、その翌日は自由行動。

自転車で5分のところがこんな場所です。
テレビでよく見る景色です。 
雨後の竹の子のように、帰る度に新しい建物や娯楽施設が増えているので、本当に驚かされます。
    ↓
みなとみらい地区



そこから、電車に乗り、福江島生活のきっかけになった田んぼ作業をしていた新治の谷戸田にも
足を延ばし懐かしいメンバーに再会することもできました。

谷戸田は変わらずでしたが、作業小屋と使っていた地主さんの土地の一部が市に寄贈され
整備された後、公園として市民の憩いの場に生まれ変わっていました。

左の建物が事務所兼ビジターセンター、右側には(写っていませんが・・)様々は用途に使える建物があります。
そば打ち教室や、自然観察の教室になるそうです。



懐かしい谷戸田。
福江島の田んぼは早期米の田植が終わっていますが、新治は荒起こしの段階でした。
話を聞いたら、訪問した前日に苗の種まきをしたそうです。



毎年ここでも田植えや野菜を植えて、草刈りし景観を損なわないようにし、
訪れた市民にも公開する貴重な場所になっています。
ホタルもカブトムシも健在と思われます。

そんなこんなで慌ただしい帰省もあっという間に終わり、福江での通常生活に戻っております。


操法大会を終えて

2014年05月10日 | Weblog


ブログ久々の更新です。

4月20日の消防操法大会が終わり、ようやく2ヶ月強に渡る練習生活が終わりました。

2月中旬から4月20日の本番までほぼ毎晩の練習です。

大会当日は雨のため実施するのかしないのか前夜からヤキモキしましたが、何とか雨天決行になりました。

例年は、丸木橋(港)での開催が、今年は消防署の新庁舎での開催。

普段の練習通りの演技はできたつもりですが、競技が終わった瞬間、体の力が抜けました。

選手自身はもちろんのこと、指導してくれる仲間や、機材を準備・片付けしてくれる仲間がいて、

初めて大会までこぎつけるということは、選手にならないと実感出来ないと感じました。

今までは練習に毎晩行くのは、辛いなと思うことしばしば。

でも選手の立場になれば、いないと困る。

教えてもらわないと困る。

2年後(隔年で大会開催のため)は、裏方で尽力したいと思います。