五島列島 島暮らし

横浜から五島列島福江島に移住し、11年目に入りました。 
現地の暮し・趣味・出来事を発信します。

ようやく捕まえました。

2014年08月24日 | Weblog

前回書いた港での魚調査続きです。
毎日雨ばかりですが、その合間を狙い長女とまたもやO漁港へ!

今回は、いつものソラスズメ、クロの幼魚、カワハギは沢山泳いでいますが、
狙っているチョウチョウウオやハタタテダイは最初見当たりません。

しばらく魚肉ソーセージをまいて魚を集めて様子をみました。
すると、岸壁の影から、チョウチョウウオ出現。

網を2本持ち、片方の長い網(柄を延ばすと2mぐらい)で、そーと海の下方から上に向かい
魚を上に誘導します。
すると魚は、漁師さんが使う梯子の段の中に隠れます。
更にしたか網で追いやると、私が立っている平地(1m四方で、足首程度が水につかっている)に
魚が逃げ込んできます。
そこまで来れば勝負あり。
両手に持った網で、確実に角に追い込み捕獲!

磯での魚採集を始めはや何年でしょう。
独身実家住まいの時からですからかなりの期間です。
恥ずかしながら、今回が初めてチョウチョウウオ類採取です。

記念写真です。 500円玉よりは小さいです。
黄色い模様が綺麗です。



これらの魚は、秋冬が来るに伴い水温低下で冬が越せず死滅してしまいます。
うまく飼育できるかわかりませんが、なんとか冬を越せるよう我が家で保護します。
(カクレクマノミのペアは8年生きていますから楽観視しています)

透明ケースに入れて再度観察。
調べると”トゲチョウチョウウオ”と判明。


娘と大喜びして、ひと段落。
今度は、ハタタテダイがフラフラ2匹泳いでいます。
再び同じ方法で追い込むと、今度も1匹捕獲。


背中のひれがとても長く、これもとてもきれいな魚です。

おかげで今回は2匹のチョウチョウウオ類を採取し自宅で連れ帰ってきました。
温度合わせし、水槽の仲間入り。
まずは、金魚の稚魚用に毎日準備しているブラインシュリンプを与えて生餌→人工飼料
へと慣れるよう様子を見て行きます。



魚調査

2014年08月22日 | Weblog

久しぶりの投稿になってしまいました。
最近は、雨ばかりで一体夏なのか梅雨なのかわからない陽気です。
夏は暑くてカンカン照りが夏。 何だかおかしい空です。

せっかく設置したバスケゴールも雨に打たれてばかりで出番なし。
で、最近は、長女と魚取りに力を入れています。

先週火曜日に近くのO漁港の岸壁に行き、熱帯魚の幼魚が流れ着いていないか調査しに行きました。
今年は、早くも、2,3の台風が島付近に来たので、海の水もだいぶかきまぜられ、南の魚も
運ばれてきたはずと予想しました。
道具なしで出かけて岸壁をのぞき込むと、いつもの青い魚(ソラスズメ)、クロ(メジナ)の幼魚、
ゴベ(カワハギ)の子供など沢山泳いでいます。

岸壁に係留してある漁師さんの船などの下に魚がたくさんいます。
      



カワハギの子供は、興味津々で近寄ってきます。
   ↓



更によーく覗いて中を見ると、いた! チョウチョウウオの幼魚!
この日は網を用意していないので眺めるだけですが、なぜ持ってこなかったか・・・・
どこにいるかわかりますか?  カメラを水に入れて撮影しました。
写真中央下に写っている黄色い魚です。
    ↓


磯などで魚を取り始めて早20年近く。
まだチョウチョウウオ系はまだ捕獲出来ていません・・・
関東地方では、房総半島や伊豆半島にこのような南方系の魚の幼魚が流れ着き、それらを
採取し飼育している方々がたくさんいます。
五島にはいるのでしょうか?

次回に向け、魚がいる事だけ確認し引き揚げてきました。