おとといの夜、奥の部屋でパソコンをしようとしていた家内から
「何か窓際で光っている!」
と知らせてくれました。
2人でよーく見てみると、確かに窓の端っこから何やら点滅する
光が見えました。
窓を空け、その物体を部屋に入れてみました。
するとこんな虫がいました。
↓
何とホタルです
福江島でホタルが見られると聞いていたのですが、まさか
こんな身近な場所に現れるとは思っても見ませんでした!
最近は、
「そろそろホタルの季節じゃないかな?どこだろ?」
なんて話していたのです。
人に聞くと、島の中央部の”岐宿(きしゅく)”という地区で盛大に
ホタルの乱舞が見られると聞いています。
近々見に行こうと思っていました。
何はともあれ、捕まえたホタルを調べてみました。
以前横浜の新治谷戸田で見たゲンジボタルと比べこんな違いがあります。
①体が小さい
②光の点滅がとても早い
この違いから本とパソコンで調べてみました。
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ホタルは日本に約40種類いるそうで、よくホタル鑑賞するのは
”ゲンジボタル”と”ヘイケボタル”だそうです。
横浜で見たのはゲンジボタルだったので、それより小型のヘイケ
ボタルだと思ったのです。
しかし、それでも現物と違いがあります。
ヘイケボタルに比べても、サイズが小さく、点滅が早いのです。
ゲンジボタル ヘイケボタル 捕まえた奴
点滅時間 約2秒感覚 約1秒間隔 約0.5秒間隔
サイズ 15mm 8mm 7mm
結局点滅時間が短いこととサイズが小さいことから、
”ヒメボタル”
と判明しました。
生態の違い
ゲンジボタル、ヘイケボタル
幼虫時代は清流や綺麗な池で過ごす。
ゲンジはカワニナ(巻貝)、ヘイケは主にタニシを食べる。
ヒメボタル
上記2種類に比べ非常に知名度が低いです
・幼虫は陸生で、森にいる巻貝を食べて育つ
・メスは飛行できないため分布地の移動性は小さく、地域に
より遺伝的特性や体長の差などが著しく、比較的大型の
ものが分布する地域もある。
・ゲンジやヘイケの発光は強さがゆっくりと変化するが、
ヒメボタルは歯切れ良く明滅する。
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福江島の中心街の川の汚れは深刻ですが、郊外だとまだまだ
自然が溢れています。
素晴らしい生き物が家の周りに住んでいる事を再認識したので、
娘にも是非見せて、自然の大切さを教えてやりたいと思います。
ホタルについて知っている方がいましたら教えて下さい!
ではでは
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