五島列島 島暮らし

横浜から五島列島福江島に移住し、11年目に入りました。 
現地の暮し・趣味・出来事を発信します。

またクロ(魚)をもらいました

2008年01月30日 | 料理

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※日本中の地方でありがちかもしれませんが、ご近所の
方々から本当に色々なものを頂きます。
 「白菜あるけど持ってく?」
 「餅ついたので食べる?」 なんてことが普通。

噂では聞いていましたが、ビックリしました
いつも頂いてばかりでは心苦しいのが本音ですが、
我が家はお礼に差し上げるタマがありません。
大抵のお家では自家用野菜を育て、餅をつくなんてことが
日常なので、双方でのやり取りが普通に行われています。


ここから本題

おととい、クロ(クロメジナ)を頂いた話しを書きました。

もらってばかりではと思い、自宅前のジャガイモ畑から

大きいジャガイモを袋一杯掘り出して、お礼の品として

持って行きました。 

注:ちなみにこのジャガイモは大家さんが私たちが引越して
来てからすぐ食べられるよう昨年植えてくださったものです。
自由に掘って食べてよいとの許可が出ております。

無事お礼をして気分良く帰宅し、家にいると・・・・

ピンポーン、ガラガラ・・

 「魚食べる?」

先ほど訪問したお宅の奥さんでした。

先日お魚を下さった旦那さんがまたもや釣りからお帰りの様子。


ギャー! おとといより魚が多い!

クロメジナ(クロ)と今回は大きなイサキが2匹もいる!

うわーエライコッチャ、エライコッチャ。

おとといのクロの半身が残ってる・・・どうしよう

しかも、前回より更に活きがいいぞ!

3匹とピクピク、パクパク動いてる。

さばいている間も魚がバタバタ暴れる暴れる。

家内がデカイうろこと内臓取りをしてようやく魚騒ぎが沈静化。

イサキは明日の夜、塩焼きにすることにして、今夜は

山盛りのクロ唐揚げで豪華な晩餐を頂きました。



追伸:またお礼しに行くと、とてつもないお返しが来て

しまうかもしれないという贅沢な心配を感じ始めました。





移住のきっかけ

2008年01月29日 | 日記

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私たちは、神奈川県横浜市から移住してきました。

「移住しようとしたきっかけは?」
「なぜ五島列島にしたの?」

と聞かれます。

きっかけ。

今まで夫婦共働きで、子どもを保育園に預けて 土日だけ

子どもと一緒に過ごすという典型的な夫婦でした。

私と家内は横浜以外で暮らしたことがなく、当時は

移住なんて考えもしませんでした。

しかし、私が若干体調を壊したこと、子育ては

本当にこのままでいいのか? と色々考え、

ふと”移住”というキーワードが浮かんできました。

転職なども選択肢にあったのですが、現状を

打破するには不十分。

思い切って生活を一新することにしました。

何故五島列島を選択したのか?

実はあまり土地探しをしていないのです。

中には日本中移住先を探している人もいると

聞きますが、 インターネットで一発検索”Iターン移住”って

入れて見ました。

※Iターン移住とは 縁もゆかりもない土地に移り住むこと。 
ちなみに、Uターンは故郷に戻ることです。

すると長野、北海道が沢山出ました。

そして3番目が五島列島。

「長野、北海道は自然一杯だけど寒いなぁ・・・」

それだけで五島列島(福江島)が候補に挙がりました。

そして、現地視察、家探しを始めトントン拍子で移住が

決まりました。 福江島に来てからまだ1ヶ月半、

あまり焦ることなく日々の暮しを 楽しむことに徹しています。

今まで記事の通り、結構楽しめているのかぁというのが自己分析です。


クロ(魚)頂きました。

2008年01月28日 | 料理

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今日は雨。家でダラダラ過ごしていると来客が・・・
家内が対応して部屋に戻ってくると手にはでかい魚!

ふーむ福江島に来てからスーパーや魚屋でよく見かける魚。

関東では”クロメジナ”、こちらでは”クロ”と呼ばれる魚だ。
(磯釣りする人たちにはポピュラーな魚です。)

町内会長さんが、町内会の連絡ついでにお魚を持ってきてくれたらしい。

写真を見てもらうとわかるが、35cmはある!


もし自分が釣ったとしたら、他人様に差し上げるなんて出来ない大きなだな。

ウロコと内臓も取ってあり、あとは好きなように調理するだけになっている。

新鮮そのもので、内臓取られているのにまだ”動く”のだ。

尾びれや口が時々動く・・・ ちょっとかわいそう。

でも夕飯で何食べようと話していた所に、魚登場で一気にお魚祭り開催決定!

家内にさばいてもらい、刺身と唐揚げにしました。

刺身は取れたてだとプリップリッ歯ごたえがすごくて、食べるの苦労しました。

もう一日冷蔵庫で寝かせて食べると丁度いいかと思います。

かたや唐揚げはフワフワした食感で美味!娘がバクバク食べてました。

残ったアラ(頭や骨関係)は明日大根と煮込むことにしました。
(また大家さんちに大根もらいに行こうっと)


うちの水槽(海水魚)

2008年01月27日 | 熱帯魚

我が家に海水魚の水槽があることを以前書きましたが、今回はその水槽にいるメンバーのことです。

【現在の水槽メンバー】 
 ①カクレクマノミ 4匹   通称:ニモ
  ②黄色い魚(名前わからず) 1匹 
  ③オトヒメエビ  1匹 
  ④スベスベサンゴヤドカリ 4匹 
  ⑤ホンヤドカリ  6匹 
  ⑥カニ    2匹

①~④は横浜から私が引越しさせました。
これが大変・・・引越し会社は生き物の引越しをやってくれないのです。

以下引越し手順
 ・1匹ずつ厚手のビニール袋(熱帯魚が使っている専用袋)に入れ、
  酸素スプレーを使って酸素を入れて封をします。

 ・スーパーの鮮魚売り場でもらってきた発泡スチロールの箱に入れ、
  ホッカイロ(保温用)を一緒に入れ密封して1箱完成。 酸素が
  大事なので、袋の大きさはケチれません。 
  なので1箱で、3~5匹分の梱包しか出来ません。

★・大事なのが引越す前の水槽の水を忘れずに送る!
  魚は環境変化にとても弱いので、今までいた水槽の水が必要です。
  (これを”タネ水”と言います。)
  2ℓのペットボトルを6本使い、12ℓ水を発送しました。

以上のものを宅急便でまとめて発送します。
(水槽機材も全て送ります)
当然のことですが、横浜→福江島だと送料もバカになりません・・・
そして家財道具が届く前に、私が宅急便を受け取り、現在の形にセットしました。

おかげさまで、カクレクマノミものように元気に泳いでいます。


あと、底物(水槽の底で動いているもの)が好きな私としては、ヤドカリの数が物足りないので、島に来てから速攻で⑤ヤドカリ、⑥カニを捕まえに行きました。



元々いたスベスベサンゴヤドカリ(上写真 名前が面白いです)と新たなヤドカリで抗争勃発で見ごたえ十分。

娘も毎日水槽を見て、ヤドカリの動向、カニの住処を見て楽しんでいます。
春夏になったら、岩場やちょっと潜れる所で綺麗なヤドカリを探してみようと考えています。


アジ釣れました!

2008年01月25日 | 釣り

今日は、家から1kmほど離れた漁港で釣りです。

原付バイクで現場へ向かい、湾に面した波止場で準備開始。

平日の昼間なので、釣り客はほとんどいません。

ターゲットは”小アジ”。 

サビキと呼ばれる仕掛けで釣りスタート。

一投目・・・・ピクピク、もう当たりが・・引き上げるとイワシが1匹。

何はともあれ幸先良いスタート

2投目もイワシ、その後は小アジが釣れ始め寒さも気にならず夢中です。

途中、家内と娘が応援に現れてからも順調に釣果を積み上げていきます。

釣りを始めて2時間後、コマセ(エサ)が無くなり本日は終了。

釣果はこんな感じです。  アジ21匹、イワシ4匹でした

早速持ち帰り夕飯の準備です。

魚を洗って、内臓を取ってイワシとアジ5匹を刺身。 残りのアジは唐揚げにします。

刺身はこんな出来映えです。


これから春夏と暖かくなるにつれ、もっと釣りが楽しめそうです。


堂崎散策

2008年01月24日 | 福江島のこと

今日は寒いです。
朝からずっとストーブをつけっ放し。 しかも風が強い!

家に閉じこもってもしょうがないので、私たちの集落より奥にある堂崎というところに行ってきました。 そこでお散歩です。  
丁度引き潮で海水がありませんでした。 
なので、潮が引いた浜を歩きながらの写真です。

ここには歴史ある堂崎教会があります。 (写真左上の建物が教会)


この教会は明治12年(1879)堂崎に仮聖堂が建立され、更に建て替え工事が行われ、明治41年(1908)5月10日、現在の赤レンガ、ゴシック様式の天主堂が完成。
当時の建築技術を物語る証しとして昭和49年(1974)4月9日長崎県の文化財に指定されています。  

で、これが教会正面。 
見るからに歴史がにじみ出ている教会です。
私たちが行ったときも、年配に方々を対象にしたツアー観光者が沢山来ていました。

五島市に関する観光ガイドを見ると必ず掲載されていることから、五島にとっても貴重な歴史的文化遺産と言えます。


庭の畑

2008年01月23日 | 福江島のこと

家の敷地内に小さな畑があります。 大体6x6m四方でしょうか。

何故か、私たちが何もしていないのに、畑には、キャベツ、玉ねぎ、イチゴの苗が植わっています。  実は引越してきてから春先に食べられるよう大家さんが苗を植えてくださっていたのです。   しかも歓迎するかのように花が周りには花が満開でした。
損得を考えず、私たちのために色々して下さる大家さんには頭が下がります。  また鍬(クワ)と鋤(スキ)もプレゼントして下さり何から何まで面倒見てもらってしまいました。 なので、私たちは責任を持ってこれら苗の面倒を見ることにしています。  例えば、↓の写真左側に小石が並んでいます。 これは家内が整地したのですが、娘がどれが大事な苗なのかまだ分からないので、「ここから入っちゃ駄目!」という目印にしました。  
左側に並んでいるのは、キャベツ、玉ねぎの苗です。 右側は収穫済みのジャガイモ畑です。

今まで野菜は買うのが当たり前でしたが、こちらに来ると自分の家で食べる分は自分で作るのが当たり前のようです。   なので家庭から出た生ゴミを穴に埋めて堆肥にするとか、結果としてゴミを減らす仕組みが自然に出来ているのに感心します。

畑ネタは野菜の成長に合わせ時々お知らせします。
 


大根もらってきました

2008年01月22日 | 福江島のこと

明日は寒いと聞いたので、町でおでんの材料を買ってきました。 そこであえて大根は買いません。 何故なら大家さん宅にもらいに行くから。
引越してきた当初は大家さんがたくさん野菜を勝手口に置いてくれていました。大変ありがたい話しですが、結構焦って食べていました。 2,3日経つと次の野菜が配達されるからです。

今回は自ら大家さん宅を訪問。
私 「すみませーん、大根下さい」
大家さん 「裏庭にあるから2,3本抜いていけば」

と裏庭に案内され良さそうな大根を物色。 あるある立派な大根が・・・
見慣れた大根の他に丸い”聖護院大根”も。この大根は簡単に煮て食べられしかも甘くて美味しい。
しかし今回の出番はおでん! したがって、普通の大根を頂くことにしました。

そこで、大家さんからは、次回から勝手に畑に入って抜いていくようにと指示されました。 とは言っても人の敷地に入って勝手に野菜を抜いていく行為にはやや抵抗が・・・まだ都会体質が抜けていませんね。


キビナ(お魚)

2008年01月21日 | 料理

今回もお魚の話しです。
今の時期美味しいのが”キビナ”

キビナは地方によって、キビナ、キビナゴ、キンナゴなどの呼び名があります。基本的にキビナの小さいものをキビナゴ(キンナゴ)と呼ぶようです。 キビナゴなら聞いたことがあるかもしれませんね。五島ではキビナを干している風景が所々でみられ、五島の風物詩の一つにもなっています。 で姿格好はこんな魚。10cmぐらいの小さな魚です。

食べ方も色々あって、五島では刺身、天ぷら、鍋物、いりやき(すき焼きみたいな食べ方)が一般的だそうです。
鮮度がよいものが安価で手に入るため早速購入しました。 
(発泡トレー1杯で100~200円って値段です。
さ~手で開いて刺身を作ってみました。 素人の私が作ってもこんな感じに仕上がりました。   で食べた感想は・・・これも旨すぎる!
食べきれない分は翌日天ぷらにして全ていただきました、ごちそうさまです。


福江島の大きさ

2008年01月20日 | 福江島のこと
私が福江島に引越すので、会社を辞めたいと話しをしたとき、大半の方々から「島って何人住んでるの?」ととても小さな島に行くのか心配されました
私自身、五島列島を見つけるまでは、正直”五島列島”という名前しか知りませんでしたが、調べてみると五島列島の一番西にある福江島は、予想以上に大きい島でした。 添付写真(五島市のガイドブックから引用)
五島市は平成大合併の際、旧福江市や他の町と合併し五島市が誕生しました。 大きく分けると福江時、隣の久賀島、奈留島が大きな島。 他にも約140もの島から構成されています。
福江島には、港はもちろんのこと空港もあります。 長崎と福岡から飛行機が飛んでいるので、乗り換えすれば各都市には案外簡単に行けます。添付写真では分かりづらいかもしれませんが、福江島は東西に35km、南北20kmもありだいぶ大きいです。 島を一周するのも1時間ではとてもじゃないけど回れません。
何年かかけて、島の色々なところを見て回りたいと思っています。