【きご相撲】
前回に羽咋市の唐戸山相撲を書いたが、同じ羽咋市で伝えられていたのが
この「きご相撲」である。石川県羽咋市滝谷町の妙成寺に、江戸末から昭和
25年頃まで、毎年7月26・27・28日にあった相撲である。「きご」とは
忌講会➡寄合会➡きごうえ、からきているという。
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【唐土山神事相撲】
唐戸山相撲場は石川島羽咋市南中央町にあり、「水なし、塩なし、まったなし」の相撲で知られる。
毎年9月25日に神事相撲が開催され、二千年の伝統があるといわれ、県指定無形民俗文化財となって
いる。円錐形の広い相撲場の真中に土俵があり、四本柱は無く、電灯に照らされて夜8時頃に三役に
当る相撲が開催される。土俵の外周には、これまでの大関の多数の石碑が並んでいる。近くの羽咋神
社にも、これまでの多くの大関額が掲げられている。群馬県藤岡市の土師(どし)の辻と、大阪の住吉
神社とともに「日本三辻」と呼ばれている。
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