相撲古美術

相撲に関する資料の紹介や相撲史の研究の成果を発表していきたいと思います。

◯◯相撲(その33)

2018年06月06日 | 日記

【きご相撲】

前回に羽咋市の唐戸山相撲を書いたが、同じ羽咋市で伝えられていたのが

この「きご相撲」である。石川県羽咋市滝谷町の妙成寺に、江戸末から昭和

25年頃まで、毎年7月26・27・28日にあった相撲である。「きご」とは

忌講会➡寄合会➡きごうえ、からきているという。

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◯◯相撲(その32)

2018年06月06日 | 日記

【唐土山神事相撲】

唐戸山相撲場は石川島羽咋市南中央町にあり、「水なし、塩なし、まったなし」の相撲で知られる。

毎年9月25日に神事相撲が開催され、二千年の伝統があるといわれ、県指定無形民俗文化財となって

いる。円錐形の広い相撲場の真中に土俵があり、四本柱は無く、電灯に照らされて夜8時頃に三役に

当る相撲が開催される。土俵の外周には、これまでの大関の多数の石碑が並んでいる。近くの羽咋神

社にも、これまでの多くの大関額が掲げられている。群馬県藤岡市の土師(どし)の辻と、大阪の住吉

神社とともに「日本三辻」と呼ばれている。

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