先日、隠岐の海対正代戦のことを書いた。最近の
協会の審判は死に体を無視して、どちらが先に土
が付くか、土俵を割るかに重点を置いている。こ
れは力士の体に危険である。かって北の富士対貴
乃花(大関)戦のかばい手、朝青龍対琴ノ若(先代)戦
での朝青龍のぶらさがりで、かばい手を無視して
両者とも一方の手で相手の顔面を押さえつけたら
大変に危険であったろう。両者共、完全に死に体
になっている。
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なおネットでは間垣(土佐豊)が
有望と出ていた。
コロナ禍の中、時津風親方がまた不祥事
で週刊誌を賑わしそうだ。せっかく元大
関豊山の元理事長が、現役を辞めさせて
まで継がせた時津風であるが、こう不祥
事続きでは角界に残れるか微妙なところ
である。もしも廃業となると豊ノ島が継
ぐのであろうか。豊ノ島も次の場所での
鶴竜の成績いかんでは、どうなるのであ
ろうか。
埼玉栄高ほどではないが、最近、本県の飛龍
高勢が頑張っている。幕内で翠富士が本県初
の三賞を受賞した。あの体でよく幕内で活躍
できた。序ノ口優勝の熱海富士と、惜しくも
全勝ながら序二段で優勝決定戦で敗退した龍
司も飛龍勢である。幕下で初めて負け越した
鈴木も捲土重来である。飛龍高校ではないが
中卒ながら17才で幕下になった吉井も、連続
勝ち越しで期待がもてる。
初場所の優勝は順当に大栄翔に決まった。
来場所は今場所のやり直しで、いよいよ
両横綱最期の場所になるか。貴景勝もカ
ド番だけに必死になるであろう。さらに
照ノ富士と大栄翔の大関獲りも、目が離
せられない。今場所以上に盛り上がりそ
うである。果たしてどうなるか。コロナ
で休場だけは避けてもらいたい。
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