高安がまたも優勝からみはなせられた。ひとつ気になることを書いてみる。
高安は前頭7枚目ながら、3大関に当てられた。同じ前頭7枚目の隠岐の海は
1人の大関とも合っていない。6枚目の北勝富士は1人と合っているだけであ
る。勝ちこんでいるから仕方がないが、上位と対戦しない地位の力士が勝ち
こんでも、かっては関脇に当たらせるか、大関1人に当らせるかであった。
それでも高安は大関戦を2勝1敗でカバーし、優勝した若隆景は対大関は1勝
2敗であった。高安の残念なところは、決定戦を含めて最後に不調の大関正代
・阿炎・若隆景に3連敗したことであった。これでは優勝できない。かって私
は高安によい四股名を考えてあげてと書いた。思いきって師匠の隆の里はどう
であろうか。
あなたは日本人が、マラソンでケニヤ勢に勝てると思いますか、短距離走で中米の人に勝てますか、卓球で中国に勝てますか、それと同じで
大相撲が何年も、外人に席巻されてきたのも事実である。草食人種の日本人が、騎馬民族のモンゴルに格闘技でかなうはずがない。それにも
かかわらず一部屋一人の外人を認めている。これには大相撲への入門の減少もあるのだろう。これからもМ国の有望な力士が続いていく。こ
れではいつまでたっても日本人力士の優勝・横綱が期待できない。また、これまでのМ国横綱の粗暴なふるまいもあった。最近は高校から、
М国に手を出す輩もいる。各部屋の師匠の猛省を期待したい。日本相撲協会が日蒙相撲協会とならないように。