相撲古美術

相撲に関する資料の紹介や相撲史の研究の成果を発表していきたいと思います。

『相撲』(高埜利彦)を読んで

2022年06月15日 | 日記

「日本の伝統文化」➃『相撲』(高埜利彦)を取寄せて読んだ。高埜氏はこれまでも

「幕藩体制における家職と権威」「相撲年寄」「抱え相撲」等を著わしている。相

撲史というとこれまでは、宝暦7年からの江戸相撲の白黒た゛けを取り上げがちで

あった。各種の相撲史でもしかりである。高埜氏はこれまで余り触れてこなかった

一条家・五条家・南部相撲にも取り組んでおられる。私の『壬午山ノート』7号で

も後書きで補足する。高埜氏は女性が土俵へ立つことの可、相撲は神事ではない、

土俵を危険防止から低くすることなどを提言している。論文形式でないのもよい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森國弘氏の思い出

2022年06月07日 | 日記

前回の伊藤巌さんのところで書いた森國弘さんのことも触れてみる。彼との出会いは

60年前で、昭和40年正月に初めて竹森氏などと東京を回ったのである。その前から豊

橋のご自宅を訪問していた。もちろん二人とも独身で、旧宅の頃である。既に彼は錦

絵を30枚ほど、番付を数十枚所持していた。相撲史跡研究会のころから錦絵の戸籍調

べを始めて、私も協力した。特に亡くなる数年前には数回に渡り、リュッサックで大

量に持っていかれた。しかし資料をいかして発表出来ずに終わってしまった。私のそ

の後も溜まったものがあったが、病に倒れたのは彼も残念であったろう。せめて最期

に病院でお会い出来たのは幸いであった。ご冥福をお祈りする。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60年前に4人の出会い

2022年06月06日 | 日記

昨夜、遠州森町の伊藤巌さんの夢をみた。彼との出会いは、浜松市の相撲趣味の会の大手弥吉氏からの手紙で、

伊藤さんと豊橋の森國弘さんが来るので、一緒に来ないかというのが初めてであった。私が当時の相撲雑誌に

投稿していたので、住所を知ったのであろう。その後は大手氏、伊藤さん、森さんのお宅へ何度も伺った。伊藤

さんのお宅は森町の山深い所であった。今は3人とも鬼籍に入られた。あの世というものがあれば、今頃は3人

で角談に花を咲かせていることであろう。伊藤さんの葬儀には、森さんと出席した。3人のお墓参りも出掛けた。

3人とも錦絵を100枚ほど所蔵していたが、私は手を出さなかった。伊藤さんの息子さんから、資料の処分を

依頼されたが、伊藤さんが生前付き合っていた地元の業者を紹介して、全部を持って行ってもらった。真の友人

なら手を出せないものである。後から何かを言われたくないのもある。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『相撲史発掘』100号記念号届く

2022年06月03日 | 日記

田中健氏の『相撲史発掘』100号記念号が届いた。積み重ねて100号とは

すばらしい。これから150号を目指してほしい。

今号の内容については田中氏のブログ「相撲史に関心・興味のある方どうぞ」を

ご覧下さい。私も時折、投稿している。

今号では「場所中改名物語」が参考になる。

徳島県出身幕内力士では、豊島と荒岐山が生まれは徳島県である。

五月山改メ鬼面山は石川県か。

お問い合わせは田中健氏まで。電話095-845-6799

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日大理事長に林真理子氏

2022年06月02日 | 日記

難航していた日大理事長に林真理子氏が内定した。

この方面に経験がない点に不安が残るが、好結果

を目指してほしい。それにしても前理事長の田中

英壽は、なんの研究発表もなしで、日本一のマン

モス大学のトップになれたのは不思議である。青

森県にとっては、また残念な結果となった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする