【南部相撲】
南部相撲とは奥州盛岡南部家による相撲である。なんといっても南部相撲で
最も特色のあるのは四角土俵で、これは大正末年まで、平安の節会相撲の伝
承と共に伝えられた。南部家の記録である『雑書』によると、寛永21年には
南部相撲を確立した生方次郎兵衛の記事があり、これは三都相撲より実に40
年も古い記録である。平成18年に岩手県立博物館で「四角い土俵とチカラビ
ト」展が開催され、私も執筆と講演に協力させていただいた。また、『壬午
山』ノート①でも、その補足を書いた。
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【草相撲】
大相撲やセミプロ相撲ではない、どちらかというと田舎
の素人の相撲の総称である。土地相撲やアマチュア相撲
というと、少しニュアンスが異なる。
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