goo blog サービス終了のお知らせ 

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見た

2012-03-31 00:34:18 | 映画2012
タイトルと予告から、ウェットな展開なのかと思いきや
全然そーじゃなかった!!






確かに予告の煽り文句の「教えて、あなたは幸せだった?」と
旦那さんに問いかけるシーンは、あるんだけど、そこに執着してるわけでもなく
さら~っと半生が流れて行きます。

そもそも、原題はTHE IRON LADYなのですねぇ。
別に『涙』とか要らないんじゃないの???
さらに鉄の女といえばサッチャー は、既に常識じゃないのかなぁ。
わざわざ、マーガレット・サッチャーっていうタイトルにしないと駄目なのか~
と気付かせてくれたのは良かったけどさ。
タイトルのセンス悪いなぁ。

イマイチ、サッチャー首相の功罪がわかっていなかったけど
(自分はあんまり評価っていうか好きじゃなかった気がする)
今回、割とわかった…ぽい。
当時の彼女の内面はあまり描かれてないようですが、
置かれてる状況はよくわかるように出来ていたんじゃないかなぁ。

映画の最初、彼女が認知症の所為で、周りと食い違ってる状況や
(特に旦那さんの扱い方は、気付いて吃驚でした)
過去と現在が交互に出てくる構成に戸惑いましたが
それが、主人公サイドに立つのに役立ってるのかもしれません。
混乱の感じがシンクロするっていうか、多少粗っぽい展開でも
回想だしなぁ、覚えてるのがこうなんだろうなぁ、で済ませられるっていうか。

そーやって回想していって、結末どうつけるんだろう?と思ったら
ちゃんと話が進んで、区切りがついてたのには、ほっとしました。
自分で自分を追い詰めていったら壊れちゃうんじゃ!?と心配だったからさ。
映画的にはあの終わり方でOKだと思います。

…でも。
認知症だと、区切りを忘れちゃうかもしれない。
後で、自分がやったことを娘に当たらないと良いなぁ、とちょっと心配になりました。
実際のサッチャーさんは安らかな日々を送ってくれてると良いですね。

おまけ
サッチャーの綴りが Thatcherだって今回、初めてわかりました。
サだからSで始まると、ずーっと思ってた!
おバカですねぇ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お花1号 | トップ | 砂嵐(笑) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画2012」カテゴリの最新記事