そーいえば

2009-04-21 21:30:20 | ♪音楽周辺
ハイドンの『四季』 練習

パー練は秋の1曲目。
全体は夏のおさらい。

夏はどれも気合いが入って大好きですが、
特に最後の晩鐘の歌が、ね。

一日の仕事を終えて
おうちに帰る様子が
めちゃめちゃ幸せそうなのですよ。

労働とその後の休息の充実感って、本能に根ざした喜びだよなぁ。


初めて、この歌を習った時。

合唱の冒頭、男声が

Maedchen,Bursche,Weiber,kommt
娘さん、若者、おかみさんたち、来いよ…(今の団の資料の対訳から)

と歌うところを

ねーちゃん、にーちゃん、かーちゃんも来い

と歌ってくれた当時の先生。
今、試しても、音階と日本語の言葉のイントネーションが
ものすごーくぴったりはまるんですよねぇ。
秀逸。

そもそもミレーの「晩鐘」を思い浮かべてって言ったのも
その先生でしたよ。
だから、あたしの中では『18番の三重唱と合唱』じゃなく
『晩鐘』(Abendglocke)の歌なんでした。

あれから随分経つのに、歌ってると色々思い出すあたり
音楽って偉大だなぁ。

コメント
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