チョコレート工場の秘密(柳瀬版)

2006-02-20 23:00:08 | 
おともだちに借りましたー!

妙に絢爛豪華な映画版を見たあとなので、案外落ち着いた話だったのね。。。という気が致しました。
ウィリー・ワンカ(という訳になってます)氏も不思議な工場を持ってるちょっと変わった人…ぐらい。
映画のようなエキセントリックなイメージはあんまり無いかな~?
工場内の描写は、文字の方がイメージ豊かですわ。。。
これ、やっぱり子供の本なのね。
書いてあること以上に伝わるものがある気がするよー!
子供の頃にハードカヴァで読むべきだった(と大人になってから気付くのだなぁ)
チョコレートの川とかね、うっとりモンですわ。

ロアルド・ダール、やっぱり悪い子&愚かな親の描写、うまいなー。
結構徹底的ですよね。映画でもそうでしたけど。
そうそう、映画でひっかかってた、チャーリーが拾ったお金使う場面ですが
国民性の差なんですかねー!
カケラの罪悪感もなく、使ってましたよ。
お店のご主人も、この子がそんなお金持ってるわけない(チョコひとつ5ペンス・拾ったのは50ペンス)のわかってるはず(としか思えない!)のに、平気だし。。。
そーいうもんなのか!!!

あ、あと、も一つ気になることとして
柳瀬版は確かに饒舌すぎるかも…(持ち主さんからそーいう指摘があったのです)
特にあとがきはうるさすぎますよー。拘ってるらしい詩の韻とか言ってるほど面白くないし。(好きな人いたらすまん)語りかけ口調も子供だったらどうかな~?親しげって思えるのかなー?結構謎です。
こうなると別の訳を読んでみたいよーな。


コメント
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