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行ってみたいなぁ、ドレスデン

2005-08-15 19:34:57 | その他
たった5連休ぐらいじゃヨーロッパ旅行は無理ですよねぇ。
んなわけで行って来ましたよ~♪ドレスデン国立美術館展

JRの駅や電車でポスター見るたびに行かねば!と気合入っておりました。
だってフェルメールですよ、フェルメール!!!

とは言え、今回は『世界の鏡』という副題からもわかるように、地球儀天球儀・トルコ趣味・中国(&日本)趣味・フランスの宮廷文化趣味など様々なものがやってきていました。
ちょっとヨーロッパ史の勉強していくと、もっと面白かったかも!


ドレスデンのコレクションの始まりが1500年ザクセン選帝侯アウグストが開設した「美術収集室」だそうだからその近辺をね。
ルイ14世のフランスとザクセンとポーランドの関係とかオスマン・トルコとヨーロッパとか…わかるとメダルコレクションを楽しく見ることが出来ます。
1683年のウィーン開放記念メダルってナニモノ?とか思った私は大馬鹿です。(第二次ウィーン包囲じゃんかよー!とさっき調べ直して泣きました。この時にトルコ軍がおいていったからコーヒーが欧州で飲まれるようになった、とかクロワッサンの三日月はこのときのトルコの旗からとか逸話は知ってるのにね。あ、この辺の話は史実と異なるらしいですよ)

欧州における中国趣味(シノワズリ)日本趣味(ジャポニズムでいいのかな?)はアール・ヌーヴォー好きなので、ほんのちょこっと齧ってますが(マイセンのシノワっぽいのは割りと有名ですもんね)トルコ趣味なモノは殆ど知らなかったので、とても面白かったです~!
剣や短刀・武具(戦棍とか戦鎚とか)のトルコ風の細工、とても綺麗でしたよ。

勿論収集されたイタリアやオランダ、ドイツ・ロマン主義の絵画も素晴らしいのがいっぱいです。
今回新発見があったレンブラントの「ガニュメデスの誘拐」はやっぱり見ておくべきではないか…と。
それ以外にも‘満月のドレスデン’とか、うっとり~ですよ。

あ、あとね。あとね!!
最初のところのコンパスとか分度器とか製図用具も綺麗だけど実用品なの。
透視図法が帝王学の中に入ってたんだって。王様も大変だなぁなんて思いつつ見るのが宜しいかと♪

と、そんなこんなのドレスデン国立美術館展は上野の国立西洋美術館(JR上野駅公園口から徒歩5分ぐらい)で9月19日までですよー!
みんな見て~♪
んでどれが良かったとか語ってください(今回一人で行ってちょっと淋しかったらしいです、私)

コメント
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