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映画版ブラックジャックを見ました。

2006-01-01 14:08:01 | 映画

昨年同様1月1日は映画館のはしごで始まりました。
せっかくの映画の日なのにー!
丸一日空いてるのに有効に使わんでどーする!?って思っちゃうあたりビンボー性だなぁ。

映画版BJ、正確なタイトルは『映画ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』ですね。
新春第1本目としてはダメな選択かも?と思いつつも、勢いでしか見れないよな~!と
選んだあたりが…今年もそんな風に‘ダメなんだろーなって思いながら映画見るスタンス’らしい。

感想第一弾携帯からの書き込みはこんな↓かんじ~。


めちゃめちゃ駄目だと思って見たので、そんなにひどくなかったです(^^;)
それよりも、同時上映のピノコの短編内。
ピノコとユニコが飛ぶシーンのBGMが~!
あれはリボンのどっかと同じメロディラインじゃない?
違う?あ~、確認したい(>_<")
と、劇場内の誰一人として思い付かないようなことでジタバタしてました(笑)
因みに音楽は冨田勲氏なので、似ちゃったり流用もアリっちゃアリですよねぇ…。

殆ど本編は頭に残ってなかった…わけじゃないんですよー!
以下ネタバレ注意!

えーと、TV版では制約上ムリだと言われるキリコ登場ってことで、まことっちもなんか気合入ってるぽかったですが。
話が散漫だしー!単に好い人になってるキリコは違うんじゃないだろうか。
そもそも何がしたかったかよくわからん内容になってましたよ。

ダイダロス製薬を敵とするテロ組織(っていうにはあまりにも小さいチーム)‘イカロスの亡霊’が起こしたビル爆破事件の被害者2人を助けたBJ。
1人目は(BJ詳しくないからタイトルわからん)トラックにはさまれて体切断して助けて、手術料として風車もらう話を使ってました。
んで2人目は母親がキリコに安楽死を頼んで、子供がBJに手術を頼んで、助かるんだけど、自動車事故で親子とも死んじゃう話…これもなんかあったよな~。
さーらーにー。琵琶丸(声が野沢那智氏でした。私は野沢氏のBJが好きだー!)と馮二斉の話まで出ちゃったりして…ここまでは前フリらしいっす。
治す事=手術することの意味を自身に問い直すわけですよ、BJ。
そんなところへ、イカロスの亡霊のメンバーが仲間を治してくれとやってくるわけですね。
連れられて渡った島にはサタンというウィルスに感染してる男女が~!
サタンはダイダロス製薬が作ったウィルスで、製造中に事故を起こしたために放置されてる。
ワクチンさえ手に入ればダイダロスは勿論、世界を手中に収めることが!
てなことを、BJに話すのがロック。
彼は両親が研究員で、ダイダロスを恨んでいる。そんな彼を引き取って育ててくれたミスター・グッドマンなる人物が‘イカロス’の元締めらしーんだけど…
さらに島にはキリコも呼ばれてちゃってたりして。
感染者は助かるのか?ワクチンは見つかるのか?BJ&キリコは島から脱出できるのか???

えーと、なんかもうちょっとすっきりまとまらなかったのかな~?
キリコよりロックのほうが目立ってたよーな気がするのは、私がロック贔屓だから。。。じゃないと思うんだけど。
目立ってたけど、ロック頭悪そうなんですよねぇ。
そもそも滑舌悪いロックは見たくねー!一人称俺とか語尾~ぜとかもなんか似合わないし。
否、原作にもそーいうロックはいるんだから、違和感ないはずなのになー。
なんとなく底が浅そうなんですよね。Mr.GOODMANなんて名前からしてうさんくさそうなヤツなのにどーして正体に気付かないんだ!
メトロポリスんときのロックもおバカだなーと思ったけど、頭悪いのとは別でしたよね、あっちは十分格好よかったし。
あ、でも。女装シーンと、一箇所だけ妙に良い顔の場面があるのでとりあえずファンは(TVでも良いから)チェックしておいて損は無い~と思います。

あ、主人公のBJは格好いい。。。か?
よくわかんないです(><)TVアニメ版殆ど見てないし~!
あの手術着早着替え(シーンがあった)とかはアニメファン向けよね、きっと。
ただ私の斜め後ろにいたファミリーの小学校低学年のお子様は途中で飽きてました。
誰を対象にしてるのかちょっとぎもん~☆彡

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「ザスーラ」を見ました

2005-12-28 23:00:27 | 映画
「ジュマンジ」がとっても愉しかったので、予告の段階で見ると決めてましたよ、ザスーラ
10歳と6歳の兄弟が始めたボードゲームがとんでもないシロモノで、お家ごと宇宙空間に飛ばされてしまう。
地球に帰るにはゲームをクリアしないとダメ!なんだけど、流星が降って来たり、異星人が襲ってきたりなかなかデンジャラス!!
もともと絵本が原作ということで、割りとお話は単純なんですが、どうやら絵本のグラフィックがすごいらしいです。
一度手にとって見なくちゃ!

さてさて映画ですが。。。

以下ネタバレありなのでご注意ください。

割りと何でもそつなくこなすおにーちゃんに対して、不器用な弟。
お兄ちゃんと仲良くしたいのに、邪魔扱いしかされなくて、喧嘩ばっかり!という設定が好いですよ。
小さいんだし、できなくてもしょーがないけど、なんで弟なんてモノがこの世の中にいるんだろ?うんざりってな兄の気持ちはよくわかる長女のワタクシ。
つまんないんだよー、こわいんだよー、かまってよー!てな仔犬のような目で見る弟がすっごく可愛いので余計にイライラしちゃうんですよね。
その2人の関係がとっても上手いです。
2人と一緒に宇宙に飛ばされちゃう年の離れた長女が今一活躍しないのがちょいと残念ですが、主人公はおとこのこたち、だからしょーがないですね。
案外、宇宙好き・冒険好きなオンナノコも多いと思うんだけどなー。
3人が謎の宇宙飛行士とともに帰るためのチーム!って団結するところは爽やかです。
さらにー!宇宙飛行士さんの正体がわかった瞬間はちょっと感動しちゃいました。
そー来るか!って。何でも彼の存在は映画だけとか。あって正解です。
結構イイ話になってるんですよ。ええ。
微妙な異星人の描写(特撮っぽい)とか、SFとしては成立しなそうなところとか、ちょっと待てー!な突っ込みどころもありますが、家やゲームボードやロボットのレトロっぽい雰囲気は好感もてます。あのロボットさんとかのミニチュア売ってくれないかなぁ。。。
緊張とタメの後、音でビックリ!な構成はやりすぎ感もありますが、面白かったので許す。
というか、私の中ではかなり好きな映画です。
ジュマンジ、楽しんだ人は見ておいたほうがいいよー!!

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「イン・ハー・シューズ」を見ました。

2005-12-14 23:01:26 | 映画
会社の子からすっごく良かったよ~!と勧められたので行ってまいりました、イン・ハー・シューズ
弁護士として活躍してるものの容姿に自信のない姉ととりえは容姿だけの妹の話。
はい、お勧めどおり。とてもよかったです。
タイトルにもなっている靴(スタイルの悪い姉が自分を慰めるために買うもの。服だと似合わないのがわかるし、食べものは余計に太るからダメ)がずらーっとクローゼットに並んでるのは壮観だし、服も個性が出ていてゴージャスで眼福でした。

自分に年齢の近い弟しかいないので、今一ピンと来ないところもあったのですが~!
妹=親友なんていう感覚は全然わかんないですよ。。。身内は身内じゃんみたいな、ね。
出口付近での声を拾うと姉若しくは妹がいる人はあ~わかるわかる!って共感できたそうですよ。

以下ネタバレ含みます。ご注意ください。

まあ、弟だったとしてもおねーちゃんというものは、心配したり庇ったり許したり結構大変~!って感じで、この作品の姉=ローズにはかなり共感できましたよ。
ひどい目にあったときに友達に「こんなときぐらい‘大変だったわね、かわいそう!’って言ってよ」って言うとことか。わかるわかるわかる~!って大きく頷きましたとも。
最初は妹=マギーが仕事もなく男にたかるような生活で、心配だし頭にくるし~!どーして普通に出来ないの?とかも、すっごくわかる!!
でも、実は妹は妹で読書障害という病気(になるんですよね?)のせいで自分に自信がもてないし、半ば自暴自棄になってるような節があって、そんな妹の成長と、こんなに振り回されてるのにやっぱり大事なんだ!って覚る姉に好感が持てる作品なのです。

お話の契機は妹が姉の恋人を寝取っちゃったので、決定的に決裂したこと。
姉の家を追い出され、継母が仕切ってる自宅にも戻れず、頼った先は存在すら知らなかった実母方の祖母。
そこでリタイアした老人たちと暮らすことと祖母のサポートで成長する妹。
妹がいなくなって自分を見つめなおし、新しい彼。と結婚まで決まったのに、どうもうまくいかない姉
姉妹の母親の死が祖母にも姉妹にも(姉妹の父親にも!)実は大きく影響していて、謎が解けたときには、より深い絆と愛情で結ばれるという構成は巧いなぁ。まんまと泣かされちゃいました!
(泣くシーンは他にもあるけどね!)
見終わったあと幸せになれましたよ。

Kちゃん、勧めてくれてありがとう~!と明日会社で言おう。

<おまけ>
どっかで誰かが書いてるかもですが~!とりあえず私は読んでないのでちょっと書いておきます。
その1)
靴がポイントになるお話で鍵になるお祖母ちゃんの名前が‘エラ=Ella’なのは偶然じゃないよね。
シンデレラ=Cinderellaの本名がエラっていうのを読んだことがあるんですけど。
実際お祖母ちゃんは最後王子さまをGETしてましたし~。。。って深読みしすぎ?

その2)
不器量な姉がローズで妹がマギーなのはちょっと皮肉っぽいですよね。
マギーって多分マーガレットからくる名前だし。
ひな菊可愛いけど薔薇よりは地味だもんねぇ。

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ALWAYS 三丁目の夕日 を見ました。

2005-11-30 23:00:42 | 映画
とっても好いお話でしたよ。
昭和33年の日本は、希望があったんですねぇ。
10年経てば楽になるって言いながらがんばるのって良いなぁ。
今の日本、10年先を考えると暗い気持ちにしかなれないですよね…。
いつからこんな風になっちゃったのかなぁ。

もともと漫画が原作だそうですが、残念ながら未読です。
多分、エピソードのいくつかを繋いだり削いだりしてると思われるのですが、
なんかねー!もったいない!!んですよね。
時代背景とか、画面の凝り具合とか、ものすごく頑張ってるんですけど。
本が弱い。。。
良い&好いエピソードてんこもりなんですよ、ええ。
好きなシーンもいっぱいあるんですけど。
実際のところ、かなり泣いてしまったのですが、これでもかこれでもか~!って来るから、
途中で、ちょっと冷めた目になってしまいました。
四季とともにエピソードも(東京タワーも!)移り変わっていくという構成をとったのは悪くないんだけど
量が多い分浅いっていうか
一応後半は盛り上がってる…から前半に問題がある???
もうちょっと掘り下げてくれー!って感じ、(特に茶川商店組、書き足りないよね!?)
出来たら、2クールぐらいのTVドラマでやってくれたほうが良かったかもよ。
(あ、でもそれには予算が足りないのかな)

などと文句を書いておりますがー!
決して悪くないんです、ホントに!
画面も俳優さんも良いし、頑張り具合もわかるんで、余計に気になるって言うかね。

きょふさんも書いていらっしゃいますように
万年筆とか冷蔵庫とか指輪とか、心に沁みる部分いっぱいありで、
見終わったあと幸せになれます~!
お話はDVDでOKなんですけど、画面はスクリーンのほうが絶対よいので、
映画館推奨

*

おまけ1:誰も気にしないと思うけど、あのセーターの毛玉、作ったんですかねぇ?
確かに昔のセーターって、毛糸の梳き方の所為かあーいう毛玉になったよな~。
今もあーいう糸で出来てるニットってあるのかなぁ?

*
おまけ2:継ぎアテのお守りですが。
(良いエピソードなのでケチはつけたくないけど、気になる)
あれは洗濯する時どーする気だったんだろうか。
ついでに、あんなに簡単に取れちゃったら継ぎアテの意味ないでしょ。
そもそもあのサイズのアテをするからにはかなりの大きさの穴がいると思うんだよなー。
昔の人は無駄はしないから(うちのばーちゃんとかそーだったよ)サイズに合わせた補修をすると思うんだけどな。

コメント (2)
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ブラザーズ・グリムを見ました。

2005-11-23 13:40:35 | 映画
あの有名なグリム兄弟かと思ったら、名前だけだったよ。
ヤーコプ=兄・ヴィルヘルム=弟が入れ替わってたしね。史実とは関係ないって宣言したつもり…なのかな。
なんてったって、ヤーコプ(Jacob)がジャックと「豆の木のジャック」になってた~!
病気の妹のために牛を売りに行って、魔法の豆(勿論嘘)と交換してきちゃうんですよ。
おかげで妹は亡くなっちゃうし、重荷になっております。

どーでもいいけどヤーコプ→ジェイコブ→ジャックって変換するんですか?
なんとなくジャック→ジョン→ヨハンだと思っていたよ。


舞台はフランス占領下のドイツ。
仲間を使い、嘘の魔女や妖怪退治を行って、荒稼ぎをしているグリム兄弟。
(ちょっとこの辺がかったるいです~)
嘘がばれて、向かわされた村にはホントに魔女が…てな展開っす。

嘘っこ妖怪退治やらフランス軍の占領っぷりやらアクションものかと思いきや、ちゃんとファンタジーでした!
虫が苦手だとちょっとアレですけど。「コンスタンティン」が駄目だった人は注意!
鏡の女王様や攫われちゃう少女たちがグリム童話の主人公なのが愉しいです。
&兄弟愛もちょっとなかなか好い感じですよぉ。
童話好きはぜひ見るべし!

とは言うものの。
テリー・ギリアムファンには今一かも。
結構ぬるい展開な気がします。バロンも同じようなファンタジーティストでしたが、もっとイっちゃってましたよね。
どうやら、いろいろ妥協しちゃったらしいぞ。
ちょっと残念かも???
続編が出来ても大丈夫な結末になってましたので、ちょこっと次に期待しておきますかね。。。


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