数年前まで、世界は自分にとってガラクタの集まりだった。そこに意味はなく、ただ「在る」だけだった。時には、人すらもオブジェと思っていた。世界は常に薄い膜のようなもので覆われた空間だった。
しかしここ二年ほど、私にとっての世界は急速に意味あるものへ変貌を遂げている。その一つは、三ヶ月前に安倍吉俊氏の画集“yoshitoshi ABe lain illustrations”との出会いによって生じた。私 . . . 本文を読む
理解と共感に関する一連の記事を読んだ方の中には、「和して同ぜず」という文句を連想された人がいるかもしれない。確かに、この言い回しは含蓄があるし私の好きな言葉でもある。だが、私はあえてこの言葉を出さなかった。その理由は、この言葉が「自分は特別」という観念を植え付ける危険性をはらんでいるからである。それもそのはず、この言葉は「君子」(あるいはそれを目指す人)が「小人」の俗世間と上手く付き合っていく、と . . . 本文を読む
人が共感しあえない生き物であるというのは悲しむべきことなのだろうか？いや、そんなことはない。むしろ共感できると思い込むから絶望が生じ、誤解は強まるのだ。だから、（自己に対してさえも）距離を置いて理解に努める姿勢は、むしろ明るく積極的なものと言えるのではないだろうか。
「ヤマアラシのジレンマ」という言葉がある。確かに、人間にも個人差こそあれ自我境界のようなものが存在し、不用意に相手に近づけば摩擦を . . . 本文を読む
わかる人にはわかる、とｗ
甘詰留太、鬼ノ仁、小梅けいと、SABE、じゃみんぐ、師走の翁、反村幼児、ゼロの者、月野定規、ＴＫー１、成田香車、にったじゅん、木工用ボンド、ゆきやなぎ、らーかいらむ、完顔阿骨打。 . . . 本文を読む
昔見たり聞いたりして、断片的に記憶には残っているんだけど題名とか全体像は思い出せない…そんな経験が誰でもあると思う。自分にも色々あるが、ネタになりそうなやつをいくつか挙げると
１.喜太郎作NHKシルクロード紀行番組のテーマ
２.ヘルマン・ヘッセ作「少年の日の思い出」
３.詳細不明「友達の歌」
１は、音楽室の近くに教室があった小学五年の時、授業中に曲が聞こえることが何度かあった。その中にシルクロ . . . 本文を読む
ひぐらし推理スレを読んだり書いたりする気力も時間も無いが、残り一週間となった今何か書かなければという気になった。何かしらの推理に到達した人にとって、それを再検討or補強する素材を提供できればと思う。
(推理素材)
1.祟編の時間軸からすれば、祭具殿侵入はほぼ不可能。できたとしても１０分前後。しかし富竹・鷹野は死ぬ。よって侵入が殺害理由ではない。
2.罪滅ぼしラストの違和感。具体的にはテロップ . . . 本文を読む
と言ってもガッチャマンではなく、前に聞いたことのある歌の歌詞。内容は、「死は隣にあるものだ」という主張から神の教えが～というような宣教目的のやつなんだが、これがまたはげしく面白いのだ。おじいちゃんが死ぬー、おばあちゃんが死ぬー、(中略)ポチもタマも死ぬー(次に死ぬのは)誰だ、誰だ、誰だー、～こんな内容をフォークソングっぽい調子のギターソロで歌われたら、もう笑うしかないですよｗしかも結構テンポ早いし . . . 本文を読む
孝之（主人公）が「へたれ」とか「究極の二股ゲーム」とか言われるが、なぜか根本的に重要な「生活」という要素には触れられない。なるほど従来の物語は「生活」という日常を二次的な要素として位置づけるのが一般的だが(それは虚構が日常からの脱却という側面を強く持っているから)、君望では行動が強く生活に規定されるというリアリズムのもとに話が構成されているのだ。例を挙げると、水月との間に持ち上がる結婚話が水月との . . . 本文を読む
M-1公式サイト
五年目となるM-1もあと四日後に迫りまった。決勝戦メンツは
笑い飯
アジアン
南海キャンディーズ
チュートリアル
ブラックマヨネーズ
品川庄司
タイムマシーン3号
麒麟
笑い飯、南海、麒麟はまあ順当なところ。他も準決勝の常連だし、笑い飯が2003年、南海が2004年と同レベルのネタを出してこれたらハイレベルな大会になるだろう(まあ2003年のレベルに到達するのは難しいだろ . . . 本文を読む
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