反体制という呪縛

2005-12-01 22:08:35 | 抽象的話題
体制のやることに対し何でも反対したり懐疑的であったりするならば、それはもはや一つの呪縛であり、物事の性格を見抜くのにとっては害悪でしかない。その姿勢はまた、生み出すものの苦しみを知らないし知ろうともしない。何かを取るということは、必然的に何かを切り捨てることでもあるというのに(みんなが満足する社会、なんてユートピア思想はとっとと捨てたほうがよい)。 また例えば「権力者=虐げるもの、民衆=虐げられ . . . 本文を読む
コメント

極限状況と人肉食

2005-12-01 20:12:04 | 感想など
一般に人肉を食らうこと(カニバリズム)はタブー視されている。私も、通常の状態で享楽としてカニバリズムに興じることは、生理的にも理屈としても認められないと感じている。 では、死と隣り合わせの極限状況におけるカニバリズムはどうだろうか?これについては、全く反対する気は無い。というのも、その場面において「食うな」と言うことは「死ね」と言っているのと同じだからである。 あるいはこれに対し、「そんな行為 . . . 本文を読む
コメント