モネの池は澄んでいるか

2024-07-09 16:20:14 | 中部・東海旅行

 

 

昨日は静岡=さわやかハンバーグ遠征からの帰還中に豪雨の襲撃を受けたが、それでも現在の天気はこの通り。

 

晴れやかな空であって、心置きなく滋賀まで戻れるというものである。

 

というわけで本日は、岐阜の見所にいくつか寄りながら、米原を目指すとしたい。

 

 

 

 

まずはモネの池に到着。

 

 

 

 

ここではモネの「睡蓮」と似た池が見れるらしい。

 

まあ昨日の豪雨がどの程度の範囲に影響を与えているかわからんが、とりあえずものは試しである。

 

 

 

 

ちなみにモネが晩年には白内障に苦しめられ、その症状が印象派のタッチとも関係していることはよく知られているところだ。つまり、明晰に見えなくなった世界をいかに表現するかという中で、あのタッチが生まれたのである。

 

そして、最初こそ手術を拒否し、点眼薬による治療で対処していたが、そこに限界が生じた結果、友人クレマンソー(=フランス首相というのがまたすごいが)の勧めもあって、手術に踏み切っている。

 

ただ、現代と違い水晶体の代わりに入れるレンズの精度は低く、強い老眼に頼るしかなかった結果、その視界は歪み、暗い世界に悩まされることになった。そうして描かれた世界が概ね以下のようなものである。

 

 

 

 

印象派というものは、いかに理想を描くかという古典主義、いかに目の前にある現実を写し取るかという自然主義の時代を経て、「私に見えるこの世界の表現」を追求するグループであったが(その姿勢を揶揄してimpressionism=それってアナタの感想ですよねwと呼ばれたわけだが)、その結果としてモネの睡蓮は、彼の見える世界がどのように変化していったかという克明な記録にもなっている点で非常に興味深い。

 

と、自分も白内障の手術を受けて日が浅いので、そんなことを思ったのであった。

 

 

 

 

周りの景色もなかなかにスゲーなあ・・・

 

 

 

 

 

 

なんか小学生が夏休みの自由研究とかで訪れそうな雰囲気というか。ワイもあの日に還りたひ・・・

 

ラ~ララララ~ララ~ラ~ ラ~ララララ~♪ 泣きながら~ちぎった写真を~

 

まあ今の精神状態であの縛りの多い日々に戻ったら、ワイは1週間で発狂する自信があるけどナ( 。∀ ゜)

 

ともあれ、件の池を見てみることにしようかの。


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