プロデューサータイプのVtuberに対するニーズ

2023-08-26 14:24:49 | Vtuber関連

 

 

 

 

いやはや、星川サラと夕刻ロベルの組み合わせがここまで面白いとは・・・!因幡はねるや神楽めあといった、最凶のアグレッシブファイターたちとの狂演を生き抜いてきた歴戦のマスターとはいえ、こんなにスマッシュヒットするとは思わんかったぜ🤣

 

ちなみに、この組み合わせの提案をしたのは犬山たまきらしいが、相変わらず化学反応を引き起こすプロデュース力はさすがやな。そもそも運営する「のりプロ」自体が、佃煮のりお氏自身の人脈力を活かしてメンバーと友人・知人を引き合わせるという自己の特長を最大限の発揮する仕組みになっているわけだが、この優秀なプレイングマネージャーの力は他にもいろいろな所でよい影響力を及ぼしていますよと。

 

これに似た資質をもった事例として自分が想起するのは、ホロライブの鷹嶺ルイだろう。元々がブラック企業の敏腕営業職だったらしく、壮絶なエピソードにも事欠かないが、ホロライブでデビューしてからほどなくして体調を崩し、折角デビューしたのに活動制限・引退云々といった話が出た時、運営するカバー社からも運営側として残ってほしいと打診されたらしい(まあそもそもホロライブはAちゃんみたいなメンバーが最初期からいたわけで、そんなに抵抗がないのもあるのかな?)。

 

また、犬山たまきとラプラス・ダークネス&鷹嶺ルイの「親子」対談をした際、彼女の優秀なムーブを気に入った犬山たまきと後日サシで対談もしたりしている(まあ犬山たまきの視点で物事を見れる&似たような作法で動くライバーって、知る限り他には因幡はねるぐらいだろうから、そりゃ同志ができたと感じて喜ぶのは当然だろうなと)。

 

 

 

 

 

 

ちなみに彼女はホロライブのオーディションでは5回不合格になり、次で不合格になったらスタッフとして応募しようと決めていたらしい。これはもちろんホロライブの1000倍を超えると言われる倍率もあるだろうが、おそらく彼女のキャラクター性が(特にJPへ)求めていると予測される「愛されるキャラクター性」にマッチングするか疑問だったのだと思われる。そして実際に、同期holox内で比較しても登録者数で見ると伸び悩んでいることもあって、鷹嶺ルイ自身も今後どういうスタンスで活動していこうか迷っていたらしい。ただ、これは少し別の話になるが、その強みをちゃんと具体的に言語化した上で、その持ち味で戦っていきなよと励ましたのが大空スバルというエピソードを聞いて、これまた流石だなと思った(いわゆる「共感」を求める相談ではなく、具体的な分析・提案が必要なケースについては本当に強いようだ。これは大空スバル自身も特殊な来歴でホロライブに入り、そこで居場所を確立してきたという経験も生きているのだろう)。

 

Vtuberも数が増えてきたことだし、完全にレッドオーシャン化しつつもあるから、こういう化学反応を促進するようなプロデューサー、あるいはプレイングマネージャータイプのライバーは需要があるし、もっと増えていくと可能性が広がっておもしろいと思う(まあこれは本人のコミュニケーション力や分析力、さらにそれを土台とした太い人脈力が問われるので、この手法で成功する人は、そもそもライバーにならず一般企業に就職・出世しとるんやない?という意味では増えづらい人材かもしれないけど)。

 

前回、サキュバスシーシャの動画で獅子王クリスと蛇宵ティアのコンビを取り上げたが、獅子王クリスの相棒だった大浦るかこも、プレイングマネージャー的な資質を持ち合わせたライバーだったよなあ(だから今は運営の側として活動している)・・・と思いこの記事を書いてみた。

 

以上。

 

 

 

【余談】

夕刻ロベルと星川サラがわちゃわちゃしてる雰囲気はまんま「学生」ノリだけど、特にロベッさんは妙に達観している感じが独特よな。(もう言い古された感もあるが)SNS疲れとか学生の「友だち地獄」とか聞いていると、相手との距離感をしっかり保ちつつ、自分のやりたいことをやりながら(相手に無理に合わせないようにしながら)、ひとたびコミュニケーションを取れば相手の良さを引き出しつつ自分の主張も嫌味なく伝えるって、これ実は日本社会において最も重要なタイプの対人スキルなんじゃねーか、なんて大げさなことまで思ったりする(・∀・)まあそれを支えるのは、(承認欲求の枯渇などよう基づく)不安によって相手におもねらない自己肯定感の高さだろうから、その意味では日本人にとって最もハードルが高い説がありますが😅

 

また、「猛獣使い」枠としてマスターと社さんのコラボもおもしれーんじゃないだろうかと思ってみたり。似たような属性として袖なしマンとの対談コラボもあったが、あっちは台本をがっちり作り込むタイプで、かつ相手がオラオラこないと若干持ち味が発揮しづらくなるため、夕刻ロベル×社築の飲酒対談とかの方が、もっとぶっ壊れた感じのやり取りがなされるんじゃないか、と期待していたりするw


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