結果から事象を判断することは、簡単でありながら非常に困難なもの。歴史もまた同じ。全ての行動が結果を基点にして判断されてしまう。結果、英雄は始めから英雄であったかのように叙述され、最終的な敗者はあたかも「反体制」的存在であったかのように考えられてしまう。また、勝者は勝者たるべくしてそうなったとも限らず、逆もまたしかりである。
結局のところ、同時代的思考の模索なしには実態を見誤った観測しかなしえない。だからこそ、全てはそこを目指すことから始めなければならない。類型的なモノの見方はそれによる分析が済んだ後ですべきこと。
結局のところ、同時代的思考の模索なしには実態を見誤った観測しかなしえない。だからこそ、全てはそこを目指すことから始めなければならない。類型的なモノの見方はそれによる分析が済んだ後ですべきこと。
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