
荒廃した墓地の様子から、近代隠岐における仏教の苦難と「寺院消滅」の最前線を見たような気がしたところで、全てをやり終えた心持ちの中、空港まで歩いていくことにした。
五島の時もそうだったけど、別に名所でもないところをただひたすらゆっくり歩いてみるというのも、なかなかおもしろいものなんよね。
おそらくあと数年、下手をすると数十年は見る機会のないであろう港の景色をの脳裏に焼き付け、南西の方角へ向かって進む。
そしてまた例のごとく神社登場。ホンマどこにでもあるわなw
まあこの国府尾神社というのは、その名の通り元は隠岐国の国府が置かれた場所であり、その意味では歴史も古い由緒ある神社の一つである。じゃあ「尾」は何ぞやというと、この先の山が「甲尾山」と呼ばれており、そこに由来する。海の近くにあり、かつ周囲の状況が見渡せるロケーションというのが、ここに国府の置かれた理由だろう。
一瞬山登りの衝動にかられたが、昨日の強行軍のためか左足を引きずるような状態ということもあって、大人しくそのまま空港への道を邁進することにした。
西岸部の舟小屋群などに向かう道(右手)と、南西部の空港方面に向かう分岐点。
よーし、でっけー橋を渡るんべーか。
昨日までの嵐が嘘のようにどこまでも穏やかな海が広がっている。
赤橋より西郷港を望む。
途中で回りが草木に覆われた道を通り過ぎると、再び見晴らしのよい場所に出た。
うわああああああこの道に突っ込みてええええ(>∀<)!!
五島、四国、ドイツなどどこでもそうだけど、真っすぐ彼方まで伸びた道って、なんでこうもロマンをくすぐるんだろうね?
その誘惑に耐えるのでわっちは精一杯ですよ😅
ちなみになんか催し物をやってた。
感覚がバグってたけど、よく考えたら今日は祝日(11/3)なのでそりゃそーかって話である。
おお、何かそれっぽくなってきたぞ!
Let me in!Let me in!!とクソミーム発動(・∀・)
まあ侵入した瞬間にヘッドショット喰らいそうな感じですけども(妄想)。
振り返るとこんな感じ。思えば遠くへ来たもんだ~。
この景色は、初日に曇り空の中をバスで移動した時のことが、何となく記憶に残ってるなあ。
秋だけに、すすきも似合う風景になりつつありますよと。
雰囲気的にはあともう少しで空港かね。
ほいじゃあもうひと踏ん張りじゃい(・∀・)
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