ウズベク飯:ヒヴァ・ウルゲンチ編

2019-09-28 12:06:00 | ウズベキスタン旅行

ウズベク料理の中には「マントゥ」っていうのがある。それを聞くと俺は総統閣下シリーズの「パン食う?」を連想する・・・のはどうでもいいんだが、まあシャイバーン朝(シャイバーニー=ハーン)の名がジュチ=ウルスのシバンからきているように、マントゥは「饅頭」に由来してんだろう(そもそも漢字からすれば「マントウ」と発音するのが自然で、むしろ日本語でどうして「まんじゅう」なんて読みになったんかって話である)。

 

そういやトルコに行った時、現地人から「マントゥはやめとけ・・・」とスゲーイヤそうに言われた記憶があるが、果たしてウズベクのそれは如何??というわけで、ウズベキスタンのヒヴァ・ウルゲンチでの食レポを行っていきたひ。

 

初日に泊まったホテルで滞在証が出ない(プリンタ故障、だと!?)というトラブルで予定時間(朝5:45)を過ぎての出発なため、送迎の車で空港へ直行。6:15ぐらいにもかかわらず、車の数が非常に多くて驚いたが、一応20分くらいで空港に到着。気まずい感じの中でおっちゃんにお礼を言い、空港に乗り込んだ。

 

 

昨日も思ったことだが、空港は建物が小さく質素で、驚くほど何もない(首都の空港だよね・・・)。これが旧共産国クオリティか・・・・まあロシアとかキルギスタンとかも行ってみないと特殊なのか一般的なのかよーわからんけどなw

 

ちなみに受付の兄ちゃん・おっさんは途中でいきなりいなくなったりして、朝早くから並んでる乗客たちは「まじ何なの?」感を出しまくっている(これは本当に意味不明)。まあそんなわけで並んでる白人のおばはんと黒人の兄ちゃんの攻防を見ながら、ちゃっちゃと航空券を受け取り、保安ゲートを過ぎた先にある自販機で購入したるはコレ。

 

 

値段は確か2万スム(200円相当)だったはず。なお、これを買ったのは「とりあえず甘いもん食っときゃ体力は持つでしょ」的発想による(昨日の夜が満腹太状態だったため腹減ってなかったのもあるw)。あと、お釣りの出し方がわからんかったので、残額分で予備のお菓子(食糧)を購入。なるほどこれが金を使わせるトリックかぁ(マヌケ声)

 

で、ウルゲンチ空港についた後は、タクシーでヒヴァへ直行(ホテルにチェックインするには早すぎるし、デカい荷物持って乗り換え待ちとかしたくねーっす)。よく相場を確認もせず、15万スムも払っちまいました(←繰り返される愚行)

 

ヒヴァの見どころは城壁内に集中してるんでさくさく歩き回りましたが、とりあえず一枚だけ掲載。

 

 

まあイメージ通りでは驚きはないものの、なかなかにおもしろかったれす(小並感)。ある程度メジャーどころは回り切ったあたりで昼飯。

 

 

これはヒヴァの城壁の中央付近にあるミルザボシというお店。いつもの必勝パターンとして、チャイ(ホットのグリーンティー)とチキンスープ=温かいもので胃を慣らし、プロフ(要するにピラフ)をいただきます。お味は・・・フツー・・・テーッテレー↓(´・ω・`)なんつーかパサパサですにゃ。昨日のシャシュリクで期待していたが、プロフとはお友達になれなそうであるw

 

さて、夕方にウルゲンチまで戻ってきた。少し休憩した後、ホテル近くに美味い飯屋があるらしいと徒歩で行ってみる。

 

 

 

空港風の建物+バルコニーって感じですかね。中に入っていつものグリーンティーとペリメニ(温かい牛肉のスープ)を頼む。さてメインディッシュ何にしようかしらん?とボーイにお勧めなんかある?と聞いたらマントゥとのお答え。ほう、興味深い。じゃあトルコでも回避したマントゥを食べてみようじゃあないか。それが以下の図。

 

 

結論から言うと、「まずくはないが、味が淡泊すぎる」。湯で餃子に酸っぱめのソースがかかっているわけだが、何これ病人の食事?と言いたくなるほどのあっさり感(=二度と食わないことが確定w)。物足りなかったので、結局昨日食ったシャシュリクも頼みました。最後はなんかチップの要求の仕方がウザかったであります(でもまあ慣行からするとこれが普通っぽい)。

 

店を出ると外は夕暮れ。灯りの少ない川沿いに煌々と輝く店(左端)はあたかも荒野のカジノかパチンコ店・・・という印象で、その異質な感じがおもしろかった。

 

 


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