ウズベキスタン旅行の教訓

2019-08-21 12:36:24 | ウズベキスタン旅行

旅行中に罹ったゲーリー=クーパー症候群が一週間経っても治らないので、さすがにそろそろホスピス、もといホスピタルにゴーアクティーかな~(・∀・)と思っているムッカーですがみなさまいかがお過ごしでせうか。さて、今回は「ウズベキスタン旅行完走の感想」で書ききれなかった話を載せていきますよと。

 

1:「ホテルと航空券はドル払い、他はスム払い」

という情報を得ていたが、なんか場所によってスゲーまちまちな反応で、絶対にこうだという基準はなさそう。たとえば同じくホテルでもドル立てで金額説明されたり、スムで言われる場合もあったり(タシュケントで最初に泊まったトランジットの人向け(要は空港に近い)ホテルでは、最初スム払いで説明されたし、翌日ウルゲンチで泊まったホテルでは、ドルで料金説明されて「スムでもいいっすかね~」と聞いて計算してもらった時、相手がレート計算を間違えるわ領収書出すの忘れるわで翌日トラブルの元になった・・・)。ちなみにウルゲンチでブハラ行きの航空券を買った時は、ウズベキスタン国内だったからか、普通にスム払いでいけました(一瞬驚かれたがw)。

 

2:現地で買う、国内航空券は安い。

「キリコが飲む、ウドのコーヒーは苦い」的にwヒヴァ→ブハラ(距離400km以上)で3000円しませんでした(正確には26万スム≒2600円)。ちなみにタシュケント→ヒヴァや、ヒヴァ→ブハラ間は電車で移動すると10時間以上かかるんで、いくら電車は1000円しないぐらいで安いと言っても、飛行機の方が総合的に断然お得だと思いますです。あ、でも後に述べるようにレギストラーツィア(滞在証)の廃止が正式なものとなったんであれば、(滞在証の出ない)寝台列車でも無問題になるんで、それやったらホテル代かからんという点含め、電車の方がお得な気がしてきたぜよ(←テキトー)。

 

3:「空港や地下鉄の写真を撮ったらアカン。やりおったら画像消されるで~」

みたいな感じで結構脅し文句のように色々なところに情報が出ていたので、試してガッテンしてみたら(ぉ)一度も何も言われなかったっス。ただ、警官や駅員の前でこれ見よがしにやった(笑)わけじゃあないので、この記事を見て同じことやったらめっちゃスマホいじられ画像消された、とかなってもワシゃ責任持ちませんので悪しからず(・∀・)

 

 

 

 

4:「パスポートは必ず持ち歩け。コピーダメ、絶対」

ぐらいの感じで情報を得ていたが、一度もチェックされたことがなかった。また呼び止められた人間を見たケースも一度もなかった。タシュケント、特に地下鉄では「チェックされるから絶対持っていけよ、絶対だぞ」とまるで何かのフラグじゃないか(妄想)と思うぐらい携帯を強調されていたが、え、何それ美味いのぐらいの勢いでした(・∀・)ちなみに、移動範囲は最初にタシュケント駅、次にチョスル―という旧市街、ティムール博物館がある中心部、シャフリスタンという地下鉄北端の駅、アイベクというティムール博物館南側の駅、そして空港に行く際に通った中心部東側と、割と満遍なく色々な場所を回ったので、たまたまいた場所がヌルい地域だった、ということはないと思うのだが・・・まあ責任は持てない(元の情報群では下手すりゃ警察署連行だからね)ので、Trust me!(実行できるとは言ってない)とどっかのおっさんみたいに断言はしないが、かなり状況が変化しているらしいということでご報告。

 

5:湿気がないので、木陰に入れば涼しい

これはよく言われている話ですね。まさしくその通りで、木陰に入れば夏服で心地よいくらいの温度になります。なお、日向では強い日差しと乾燥で体力が削られていくので(cf.ドラクエ溶岩地帯歩きw)、こまめに休憩を取ることをお勧めします。モスクとかにもベンチや木陰があったりするので、無理せず上手く活用してつかーさい。 

 

6:乾燥しているのでやたら喉は渇くが、グビグビ水分取ると胃腸がやられマス。

これも割と言われてることかなと。乾燥のため喉が渇くスピードは半端ないですが、喉を潤すためにどんどん水とか飲むと、最終的にゲリマン人状態となります(例:今のワイw)。とはいえ、放置すると口の中に苦みすら感じるレベルになってくるので、のど飴の活用をお勧めします。糖分や塩分の補給ができて体力回復の一助ともなるので一石二鳥であります(`・ω・´)シャキーン

 

7:野良犬/野良猫はいるのん?

タシュケントには結構いるみたいな情報があったが、自分が旅した限りは遭遇したことはなかった。ちなみにサマルカンドではちょいちょい野良犬がいたが、アユタヤの時みたいに徒党を組んでこちらを威嚇(おそらく遺跡を住処にしていて、俺らの縄張りに入ってくんな!的な感じ)してくるというより、割と町に溶け込んでて住人も特にその存在を気にしていない、という印象が強かった。まあもっとも、狂犬病は一回なると危険度MAX(ウズベキスタンの医療状況はあまりよくないとされる。これはどこかで言及したい)なため、ロシアンルーレット希望者でもない限りは野良犬・野良猫にかかわることはお勧めしない( ̄▽ ̄;)

 

8:クレカは基本ほぼ使えねーっす。

これはそのまま。キャッシングできる場所はそこそこありますが・・・どでかいホテルやタシュケントのデパートくらじゃねーと使えねーぐらい思った方がいいです(あれ、つーかデパートみたいな建物に一回も遭遇したことがねーな・・・)。

 

9:タシュケントでは中国人か韓国人に間違えられた。それ以外では大体日本人とみなされた。

タシュケントには色々な人種がいるが、他は日本人旅行者が多いので(統計上無意識に)そういう反応になる、ということなんでしょうかねえ・・・詳細は謎です。

 

ここ1、2年でビザが不要になった等の大きな変化があることは知っていたが、上記の体験が自分だけのものじゃないとすると、相当大きく変わってきているんだろう(そもそもカザフスタンやクルグズスタンはそんなガチガチじゃなかったので、ウズベキスタンでも大統領が変わってから、外貨獲得のためもあって開放路線を敷いているものと予測される)。まあそういう大きな変化が見れたのもおもしろかったと述べつつ、本稿を終えることとしたい。


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