目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

目黒ウォーキング協会主催 武蔵水路・さきたま古墳バスハイク

2018-05-02 06:36:49 | ウォーキング
協会員の親睦を図るため、目黒ウォーキング協会では年に一度のバスハイクを実施しています。今年の目的地はさきたま古墳公園と、そのわきを流れる武蔵水路沿いに整備されたさきたま緑道。


写真:目黒区役所南口
現在目黒区役所があるこの場所、かつては牧場でした。江戸時代、日本では牛乳を食用とする習慣がなく、明治維新以降急速に西洋の文化が流入する中で牛乳の需要が高まり、目黒川が作った傾斜地は牧場になりました。昭和二年に牧場はアメリカンスクールに代わり、昭和32年まであったそうです。運営されていたかどうかは別にして、太平洋戦争の時期にもアメリカンスクールが存在していたのですね。近くにはアイスクリームショップもあったそうですが、外国人御用達、日本人お断りだったとか。
アメリカンスクール(はっきりとしたエビデンスはないものの、現在調布市にあるASIJと思われる)が移転した後、この土地を千代田生命が買収し著名な建築家村野藤吾氏が設計した本社社屋が立てられました。千代田生命破綻後、目黒区が170億円余りで買収したのですが、その後区長が自殺するなど負の歴史が付きまといます。経緯も真相もわからないのですが、景気が回復した今となっては安い買い物をしたのではないかと思います。


写真:さきたま緑道

写真:桐の花
目黒区役所を出発したバスは、大鳥神社、碑文谷小川軒前、都立大学高架下で協会員をピックアップ後、環八から関越自動車道を東松山で降りて、赤見台近隣公園で下車しました。武蔵水路沿いに整備されたさきたま緑道は国道17号を歩道橋でパスしていて、歩道橋から目の前に桐の花を見ることができました。この花、なかなか近くで見る機会はないですね。


写真:点在する彫刻



写真:さきたま緑道
武蔵水路についてWikipediaから引用します。
武蔵水路(むさしすいろ)は、利根川の水を荒川に導くための導水路。利根川水系に属する。埼玉県行田市の利根大堰で利根川から取水され、鴻巣市で荒川に注ぐ。全長14.5 kmで全体が開水路である。管理者は水資源機構。東京都水道局の約4割、埼玉県企業局の約8割の給水エリアの水道水を送っている。また、周辺地域の洪水や出水を取り込む役割(内水排除機能)を果たしている。1965年、見沼代用水路の一部を使用して緊急送水を開始、1967年、武蔵水路の工事が完成した。2015年度までに改築工事を実施(後述)し、これに伴い、一部区間で治水機能を新たに有したことから、2016年に利根川水系に属する一級河川に指定された。

さきたま緑道については埼玉県のページから引用します。
JR北鴻巣駅前の鴻巣市赤見台近隣公園から、武蔵水路に沿って、さきたま古墳公園に至る4.5km、幅員25mの遊歩道と自転車道のある緑道です。
安全で快適な、花とみどりあふれる雰囲気の中で、いにしへの緑のみちとして整備され、昭和58年4月に一部開通、以後徐々に拡張し、平成元年11月に全面が開通されました。平成元年に開催された「第4回国民文化祭さいたま'89」にともない製作された、「さきたま」の地にふさわしい彫刻50点が展示されています。



写真:元荒川
元荒川と交差する武蔵水路は地下のトンネルを通り双方の水が混じらないようにしており、このような方式を逆サイフォンと言います。


写真:彫刻の一つ

写真:武蔵水路

写真:霧に煙る遠景
遊歩道と自転車道は時々交差しながら続いてゆきます。


写真:ヤマボウシ


写真:蜘蛛の巣

写真:武蔵水路
時折小雨が降る天候でしたが、幸運にも歩いているときには降られず傘は不要でした。水玉をまとった蜘蛛の巣がきれいですね。巣を張る蜘蛛の種類なのか、地面付近の蜘蛛の巣が印象的でした。


写真:さきたま緑道

写真:蜘蛛の巣


写真:コデマリ

写真:シラン

写真:栃ノ木

写真:チガヤ
利根川や荒川が作った広大な平地が続いており、退屈と言ってしまえばそれまでなのですが、細かく見ると花など見どころもありました。


写真:奥の山古墳

写真:イロハカエデ

写真:移築民家

写真:埼玉県発祥の地

写真:さきたま古墳公園

写真:駐車場を守る埴輪
1時間弱のウォーキングでさきたま古墳公園に到着しました。会員の皆さんは時間が許す限り、様々な古墳を見て回っていました。


写真:レストハウスにてお弁当
40人で食事をとるような施設がなかったので、今回はお弁当を届けてもらいレストハウスで皆での食事となりました。この頃から雨が降り始め、屋根のあるレストハウスがありがたかった。

滑川の温泉施設で入浴した後、来たコースを逆に戻って目黒区役所へ。個人的に関越道に乗る場合、環八は使わないので今回の下見の時が初体験でした。朝は渋滞があって都立大学から練馬の入り口まで一時間かかりましたが、帰りは順調で30分くらいだったように思います。2006年に井荻トンネルが開通して以降、流れがスムーズになったようですね。

今回天候に恵まれたとはいえませんが、歩いているとき雨が降らずにラッキーでした。今年度もめぐろウォーキング塾や、めぐろウォーキングマーチ将軍お鷹狩りウォークと恒例のイベントを運営してゆかなければなりません。交流を深めた協会員のチームワークで乗り切ってゆきたいと思います。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
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