目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

目黒健康ウォーキングマップN(緑ヶ丘コース) 約4km

2019-10-22 10:04:02 | ウォーキング
先週は台風の影響によりウォーキングが中止になったり、その前の週は個人的都合で出席できなかったりして久しぶりのウォーキングとなりました。今回は区内で、西部地区のホームコースです。


自由が丘方面へ向かって
線路沿いを歩いてゆきます。東横線に乗っているだけではずっと勾配なく走っているようで気づかないのですが、都立大学駅は呑川が削った谷上にあり、駅の階段は三階へ上がるくらい高さがあるでしょうか。渋谷から東横線に乗ってよく観察すると、代官山でトンネルを越えると目黒川の谷があり中目黒駅は高架になっています。祐天寺駅まではずっと上りで目黒台の台地の高さまで登った後、祐天寺駅付近の踏切撤去のため高架になっています。かつてここに踏切があった記憶は私の中にあり、バスと電車の衝突事故で岩倉具視の子孫にあたる方が亡くなりました。
学芸大学駅まで高架が続き、環七通りが高くなっているので切通しにして環七の下を通ると、呑川の谷で自然と高架になります。ウォーキングは線路沿いの谷からの坂を登っています。


目黒台の上
高架だった線路は谷を過ぎると目黒台の台地の上にでて、このあたりにはいくつか踏切があります。その先自由が丘駅は九品仏川の谷の上にあるので再び高架になります。




立源寺


御会式の準備
立源寺は日蓮宗のお寺で、円融寺と関連があります。円融寺が江戸幕府から弾圧を受け日蓮宗から天台宗へ改宗され、円融寺にあった三宝尊像が立源寺に移されています。お寺の前の道は大國魂神社へ品川沖の海水を運んだ品川みちでした。


立源寺前から下り坂
目黒は坂が多いと言われます。世田谷を水源とする川が多く流れているためです。立源寺のある所が目黒台の台地の上なのですが、北側に呑川、南に九品仏川が削った谷がありあたかも山のようになっています。自由が丘あたりは谷というより平らな土地が広がっており、湿地だったようです。その湿地に多くのサギソウが咲き、世田谷区の区花となっています。


大井町線
自由が丘から緑ヶ丘まで大井町線は九品仏川沿いを走ります。浸水を避けるためか、盛り土の上に線路が敷かれ少し高い位置を走っています。


キンモクセイ

九品仏川緑道
会津でキンモクセイを見たのは10月1日でした。目黒ではもう盛りは過ぎていますが半月近くのずれがあるかな。お彼岸が過ぎても暑い日があったりして、今年のキンモクセイの季節は遅いのかな。


合流点間際の九品仏川

呑川
本来の九品仏川は矢沢川(等々力渓谷の川)に流れ込んでいたという説があり、その説に従うとこの部分は人工的に流路が作られ呑川に合流するようになったということになります。地図を見ながら考察すると九品仏川は目黒区と世田谷区の区界になっており、かつては荏原郡衾村と荏原郡奥沢村の村境だったようです。
標高地図で見ると自由が丘駅前で20メートル以上あり、沢になっていたといっても中目黒駅前の8.8メートル比べれば比較的高台です。その中でも奥沢神社や九品仏浄真寺は標高30メートル前後の場所にあり、浸水を避ける工夫があったようです。


東京工業大学
前身となる東京職工学校は蔵前に設立され、関東大震災で大きな被害を受けこの地にやってきました。東急沿線をアカデミックな街にして地価を引き上げたい五島慶太の戦略により東工大のほか、学芸大学、都立大学が誘致されました。


桜森稲荷神社

桜森児童公園
「桜森」とはきれいな名前で、由来を探しましたが桜が多かったくらいしか見つかりませんでした。この日の夜試合に臨むラグビー日本代表ブレイブ・ブロッサムズの勝利を願いましたが残念ながらかないませんでした。それでもにわかファンを楽しませてくれたブレイブ・ブロッサムズに感謝の気持ちを表したいと思います。
児童公園でストレッチをして解散となり、有志は天狗でおこ呑み宴会でした。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
コメント
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