目黒区北部地区 すこやか歩こう会

東横線中目黒駅周辺を拠点に活動するウォーキングクラブです。みんなで歩くと楽しいですよ!時々遠出もしています!!

こまエコ散歩、秋 約6.3Km

2016-11-16 15:23:17 | ウォーキング


写真:ケルネルッジ飛鳥
こまエコ散歩秋のお手伝いをしました。目黒区北部にある駒場体育館が春と秋に行っているウォーキング事業、すこやか歩こう会は毎回お手伝いをしています。
ウォーキングの前に上の写真の説明をしなければなりませんね。駒場体育館がある駒場野公園には田んぼがあり、それにちなんで案山子コンクールが開かれます。駒場体育館はコンクールに参加し、毎年優秀な成績を収めているのですが、今年の「ケルネルッジ飛鳥」は目黒区長賞と人気投票第一位(大人の部)を獲得しています。
維新後、農業近代化の必要性を痛感した明治政府は二つの農業学校を開校します。一つはアメリカ式の近代農業の研究の場として設けられた札幌農学校、現在の北海道大学。もう一つはイギリス式の近代農業の研究の場として駒場農学校が設けられました。イギリス式はのちにドイツ式にあらためられます。
現在駒場野公園に残る田んぼは、お雇い外国人の“オスカル・ケルネル”が試験田としていたことから“ケルネル田圃”と呼ばれ、今でも地元民に親しまれており、東京都農業協同組合中央会の主催により、毎年かかしコンクールが行われています。
駒場農学校は東京大学農学部、筑波大学(旧東京教育大学)生命環境学群生物資源学類、東京農工大学農学部へ別れてゆくのですが、ケルネル田圃はそのうちの一校の流れをくむ、筑波大学附属駒場中・高等学校の生徒によりコメ作りが行われています。つくっているのは餅米で、年末には生徒たちで餅つきをして収穫の喜びを味わい、卒業式や入学式には赤飯として配られるのです。


写真:東山貝塚公園の竪穴式住居にお住いの縄文人
エコ散歩はエコについて学んだり、ウォーキングの効能など座学の後、駒場野公園でストレッチをして、ウォーキングスタート。池尻で馬神碑を見て、騎兵山を下り目黒川沿いを歩いて玉川通りを渡ります。東山貝塚公園はその近くにあり、再現された竪穴式住居の中に、縄文人の家族が暮らす様子を展示しています。


写真:菅刈公園

写真:西郷邸への御幸を示す石碑

写真:再現されている西郷邸日本庭園

写真:クロガネモチの木の実
東山いちょう並木通り、東山中学校をとおり、山手通りを横断して菅刈公園へ。公園がある場所は西郷山公園とともに西郷従道元帥海軍大将邸の跡で、一時国鉄の官舎が立ち並び国鉄スワローズの合宿所がおかれていました。


写真:焼き芋
駒場野公園まで戻りストレッチの後、駒場野公園のかまどで焼いた焼き芋が参加者に振舞われ、お手伝いをした我々もご相伴に預かりました。ごちそうさまでした!


写真:中華エイトの北京ダック
せっかくおなかをすかせたので美味しいものを食べに行こうということになり、恵比寿の中華エイトまで移動して豪華ランチ。北京ダックもビールもおいしかったです。


すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。


すこやか歩こう会活動スケジュール
コメント
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