お鷹狩ウォークが行われた後の週末、すこやか歩こう会の秋の旅行に行ってきました。目的地は福島県の須賀川と、羽鳥湖高原でした。
すこやか歩こう会の旅行では「ふるさと探訪の旅」をシリーズ化していて、一会員さんの故郷須賀川を目的地とし、宿泊は羽鳥湖高原レジーナの森を利用させていただきました。すこやか歩こう会の旅行として初めての東北地方進出。遠くなることで交通費など費用がかさむことを心配していたのですが、東京都が実施している「福島被災地応援ツアー」を利用し、3,000円の補助を受けることによりいつもと変わらないくらい費用で実施することが出来ました。
写真:上野駅から新幹線
上野駅新幹線改札内をゆっくり見たことが無かったのですが、パンダが迎えてくれていました。
写真:東北新幹線で新白河へ
なすの253号に乗り、1時間14分で新白河へ。東北本線に乗り換えて須賀川に到着したのは10時27分でした。
写真:釈迦堂川花火通りの紅葉
通り沿いの塚田公園をお借りしてウォーキング前のストレッチを行いました。
写真:釈迦堂川
写真:翠ヶ丘公園前川駐車場付近
写真:梅林広場横、十月桜の並木
写真:枯れてもきれいなアジサイ
写真:翠滝付近のあずまやと紅葉
写真:新池付近の紅葉
写真:南舘
須賀川市内を下見に来た時、翠ヶ丘公園はアップダウンが多いので避けていました。本番の旅行では昼食のお弁当を食べる場所として利用したので、公園内をずいぶん歩きましたが、きれいな紅葉を見ることが出来たので、翠ヶ丘公園内を歩いて正解でした。「南舘」は“みなみかん”と読むのでしょうか?「舘」は「館」の俗字なのですね。
写真:鍋転がし坂
坂が多い須賀川の街ですが、目黒区にも「なべころ坂」があるので、縁があると思って写真に撮ってみました。
写真:十念寺
灯篭や墓石が倒れたままになっており、東日本大震災の被害の大きさがわかります。翠ヶ丘公園にもまだ、応急仮設住宅があったりしてまだまだ復興支援が必要だし、幸い被災しなかった我々は忘れてはいけないのだと思いました。
写真:円谷幸吉さんのお墓
須賀川では毎年10月に「円谷幸吉メモリアルマラソン」が行われています。今年の大会の特別招待選手君原健二さんがこの墓にお参りしている写真を新聞で見ました。東京オリンピックで三位になって自殺してしまった円谷さんと、一緒に練習をしてメキシコオリンピックで二位になった君原さんとは、特別なつながりがあるのでしょうね。
写真:十念寺にある芭蕉の句碑
“風流の初(はじめ)やおくの田植えうた”
写真:結の辻広場にある松尾芭蕉と曽良の像
江戸時代須賀川は奥州街道屈指の宿場で、松尾芭蕉は奥の細道の旅で現在の福島県に13泊しているのですが、そのうちの8泊を須賀川で過ごしています。芭蕉46歳、曽良41歳だそうで、「結構若いじゃん」という印象です。
写真:相楽本家の金木犀
写真:俳句が書かれた行灯
芭蕉が滞在していたのは、この辺りのようです。
写真:軒の栗庭園にある芭蕉と曽良の像
写真:物語ボックス
物語ボックスは街の様々なところに設置されていて、様々な情報を提供してくれます。このボックス「芭蕉と相楽等躬」では須賀川宿の駅長で俳人だった相楽等躬が、芭蕉一行を家に泊めて歓待したことなどが説明されています。
芭蕉の奥の細道の旅は二人だけの寂しい旅を想像していたのですが、各地の俳人に歓迎されて旅をしていたことを初めて知りました。ドナルド・キーンさんの著書「おくのほそ道」を読み始め、芭蕉が目的地を選ぶのに参考にしたのは西行の歌だということなど、日本文学に疎い自分を思い知りました。
写真:可伸庵跡と芭蕉の句碑
写真:“世の人の見付けぬ花や軒の栗”
写真:建設中の須賀川市本庁舎
東日本大震災で被災したため、建設工事中です。
写真:古い商家
写真:円谷英二生誕の地
須賀川は円谷英二監督が生まれた地で、ウルトラマンによる町おこしが盛んです。昔芭蕉で、今ウルトラマンといった感じでしょうか。ウルトラマンの活躍に一喜一憂していた私にとっては、とてもわくわくさせられる街なのです。
写真:神炊館神社(おたきやじんじゃ)
奥州須賀川の総鎮守。
写真:ウルトラマン
写真:古代怪獣ゴモラ
写真:ウルトラセブン
写真:宇宙怪獣エレキング
写真:ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)
写真:宇宙大怪獣ベムスター
写真:ゾフィー
写真:宇宙恐竜ゼットン
街のメインストリート松明あかし通りでは、ウルトラマンと怪獣のお出迎え。日本三大火祭りの一つである「須賀川松明あかし」。今年は11月12日(土)に行われます。
写真:駅前のウルトラマン像
奥左右にウルトラマン、ウルトラセブンをモチーフにしたオブジェがあり、ボタンを押すとカラータイマーや、スペシウム光線の音などを聞くことが出来ます。
写真:松明あかしの松明
写真:ウルトラマンの看板と、牡丹をモチーフにしたステンドグラス
須賀川牡丹園も有名です。
何もなければ須賀川のことを何も知らなかったのに、須賀川出身の会員さんがいることでいろいろと知ることが出来ました。地方にはまだまだ知らない面白い場所がたくさんありそうです。
今回団体ということで須賀川駅に宿の送迎バスを回していただきました。羽鳥湖高原レジーナの森へ向かう途中、羽鳥湖畔の紅葉が素晴らしかったです。バスの中ということで写真に撮れなかったことは残念ですが、写真に撮れたとしてもあの感動を伝えることはできないと思います。紅葉は実際見るに限ります。
レジーナの森で羽鳥湖温泉のアルカリ性単純温泉に浸かり至福の時間を過ごしました。翌朝は小雨混じりの曇り空、朝食を済ませレジーナの森の敷地内を散策します。
写真:宿泊施設
様々なタイプの宿泊施設があるのですが、我々が泊まったのはオルサと呼ばれるドーム型コテージ。二人用と四人用のコテージがあります。
写真:人造の池レイクレジーナ
写真:湿原
湿原に木道が整備されているのですが、湿原はすっかり冬。寒いだけでした。
この後お日様もでてきたりしていたのですが、お昼ご飯を食べ、ゆっくりと温泉に入って帰って来ました。
上野駅に帰り解散。一部有志は西郷会館のライオンで反省会。喧々諤々の議論を行い、これからも楽しく旅行ができるよう皆で協力を誓いました。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール
すこやか歩こう会の旅行では「ふるさと探訪の旅」をシリーズ化していて、一会員さんの故郷須賀川を目的地とし、宿泊は羽鳥湖高原レジーナの森を利用させていただきました。すこやか歩こう会の旅行として初めての東北地方進出。遠くなることで交通費など費用がかさむことを心配していたのですが、東京都が実施している「福島被災地応援ツアー」を利用し、3,000円の補助を受けることによりいつもと変わらないくらい費用で実施することが出来ました。
写真:上野駅から新幹線
上野駅新幹線改札内をゆっくり見たことが無かったのですが、パンダが迎えてくれていました。
写真:東北新幹線で新白河へ
なすの253号に乗り、1時間14分で新白河へ。東北本線に乗り換えて須賀川に到着したのは10時27分でした。
写真:釈迦堂川花火通りの紅葉
通り沿いの塚田公園をお借りしてウォーキング前のストレッチを行いました。
写真:釈迦堂川
写真:翠ヶ丘公園前川駐車場付近
写真:梅林広場横、十月桜の並木
写真:枯れてもきれいなアジサイ
写真:翠滝付近のあずまやと紅葉
写真:新池付近の紅葉
写真:南舘
須賀川市内を下見に来た時、翠ヶ丘公園はアップダウンが多いので避けていました。本番の旅行では昼食のお弁当を食べる場所として利用したので、公園内をずいぶん歩きましたが、きれいな紅葉を見ることが出来たので、翠ヶ丘公園内を歩いて正解でした。「南舘」は“みなみかん”と読むのでしょうか?「舘」は「館」の俗字なのですね。
写真:鍋転がし坂
坂が多い須賀川の街ですが、目黒区にも「なべころ坂」があるので、縁があると思って写真に撮ってみました。
写真:十念寺
灯篭や墓石が倒れたままになっており、東日本大震災の被害の大きさがわかります。翠ヶ丘公園にもまだ、応急仮設住宅があったりしてまだまだ復興支援が必要だし、幸い被災しなかった我々は忘れてはいけないのだと思いました。
写真:円谷幸吉さんのお墓
須賀川では毎年10月に「円谷幸吉メモリアルマラソン」が行われています。今年の大会の特別招待選手君原健二さんがこの墓にお参りしている写真を新聞で見ました。東京オリンピックで三位になって自殺してしまった円谷さんと、一緒に練習をしてメキシコオリンピックで二位になった君原さんとは、特別なつながりがあるのでしょうね。
写真:十念寺にある芭蕉の句碑
“風流の初(はじめ)やおくの田植えうた”
写真:結の辻広場にある松尾芭蕉と曽良の像
江戸時代須賀川は奥州街道屈指の宿場で、松尾芭蕉は奥の細道の旅で現在の福島県に13泊しているのですが、そのうちの8泊を須賀川で過ごしています。芭蕉46歳、曽良41歳だそうで、「結構若いじゃん」という印象です。
写真:相楽本家の金木犀
写真:俳句が書かれた行灯
芭蕉が滞在していたのは、この辺りのようです。
写真:軒の栗庭園にある芭蕉と曽良の像
写真:物語ボックス
物語ボックスは街の様々なところに設置されていて、様々な情報を提供してくれます。このボックス「芭蕉と相楽等躬」では須賀川宿の駅長で俳人だった相楽等躬が、芭蕉一行を家に泊めて歓待したことなどが説明されています。
芭蕉の奥の細道の旅は二人だけの寂しい旅を想像していたのですが、各地の俳人に歓迎されて旅をしていたことを初めて知りました。ドナルド・キーンさんの著書「おくのほそ道」を読み始め、芭蕉が目的地を選ぶのに参考にしたのは西行の歌だということなど、日本文学に疎い自分を思い知りました。
写真:可伸庵跡と芭蕉の句碑
写真:“世の人の見付けぬ花や軒の栗”
写真:建設中の須賀川市本庁舎
東日本大震災で被災したため、建設工事中です。
写真:古い商家
写真:円谷英二生誕の地
須賀川は円谷英二監督が生まれた地で、ウルトラマンによる町おこしが盛んです。昔芭蕉で、今ウルトラマンといった感じでしょうか。ウルトラマンの活躍に一喜一憂していた私にとっては、とてもわくわくさせられる街なのです。
写真:神炊館神社(おたきやじんじゃ)
奥州須賀川の総鎮守。
写真:ウルトラマン
写真:古代怪獣ゴモラ
写真:ウルトラセブン
写真:宇宙怪獣エレキング
写真:ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)
写真:宇宙大怪獣ベムスター
写真:ゾフィー
写真:宇宙恐竜ゼットン
街のメインストリート松明あかし通りでは、ウルトラマンと怪獣のお出迎え。日本三大火祭りの一つである「須賀川松明あかし」。今年は11月12日(土)に行われます。
写真:駅前のウルトラマン像
奥左右にウルトラマン、ウルトラセブンをモチーフにしたオブジェがあり、ボタンを押すとカラータイマーや、スペシウム光線の音などを聞くことが出来ます。
写真:松明あかしの松明
写真:ウルトラマンの看板と、牡丹をモチーフにしたステンドグラス
須賀川牡丹園も有名です。
何もなければ須賀川のことを何も知らなかったのに、須賀川出身の会員さんがいることでいろいろと知ることが出来ました。地方にはまだまだ知らない面白い場所がたくさんありそうです。
今回団体ということで須賀川駅に宿の送迎バスを回していただきました。羽鳥湖高原レジーナの森へ向かう途中、羽鳥湖畔の紅葉が素晴らしかったです。バスの中ということで写真に撮れなかったことは残念ですが、写真に撮れたとしてもあの感動を伝えることはできないと思います。紅葉は実際見るに限ります。
レジーナの森で羽鳥湖温泉のアルカリ性単純温泉に浸かり至福の時間を過ごしました。翌朝は小雨混じりの曇り空、朝食を済ませレジーナの森の敷地内を散策します。
写真:宿泊施設
様々なタイプの宿泊施設があるのですが、我々が泊まったのはオルサと呼ばれるドーム型コテージ。二人用と四人用のコテージがあります。
写真:人造の池レイクレジーナ
写真:湿原
湿原に木道が整備されているのですが、湿原はすっかり冬。寒いだけでした。
この後お日様もでてきたりしていたのですが、お昼ご飯を食べ、ゆっくりと温泉に入って帰って来ました。
上野駅に帰り解散。一部有志は西郷会館のライオンで反省会。喧々諤々の議論を行い、これからも楽しく旅行ができるよう皆で協力を誓いました。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール