花冠同人・多田有花の俳句ブログ

日々の俳句の備忘録

3 コメント

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風鈴 (池田多津子)
2007-07-28 23:46:51
火箸いま風鈴となり澄む風に
 4本の火箸で作られる風鈴だそうですね。できあがったばかりの風鈴、どんな音を奏でるのでしょう。すぐに「澄む風」をとらえることでしょう。
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好きな句 (かつらたろう)
2007-07-29 20:56:23
☆火箸いま風鈴となり澄む風に
現代で言う、戦国時代のブランド品の明珍の鉄兜は、その後、鉄の鍛えの巧みさから鉄工芸品を生みだしましたが、火箸もそのひとつですね。デモンストレーションで見た事があります。火箸を風鈴と云うのは少し異様な光景ですが、妙なる素晴らしい音が出ますね。
御句にその時の光景を鮮やかに思い出し、素敵な句です。
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多津子さま、たろうさまへ、お礼 (多田有花)
2007-07-29 22:01:30
コメントいただきありがとうございました。

火箸の名前とはうらはらの澄んだ涼しげな余韻のある音色です。伝統をうまく現代に生かしている好例だと思います。明珍火箸の工房は、私の家から自転車で5分ほどのところにあります。近くには井原西鶴の『好色五人女』で知られるお夏清十郎の比翼塚もあり、姫路城はそこから5分ほどの距離です。
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