実はまなすに釣瓶落としの陽が注ぐ
色うすき野の花露にきらきらす
朝冷えや温み引きよす薄布団
北国はこの処すっかり秋めいている。昨日の予報は最高18℃最低13℃、木の葉の色も急速に変化に向っている様に感じた。一番変化の激しいのがやはり七竈、真っ赤な実を隠してゆくかに葉を赤くしている。今朝は肌寒さを感じてか、寝相の悪い私も無意識に布団に包まって居た。
色うすき野の花露にきらきらす
朝冷えや温み引きよす薄布団
北国はこの処すっかり秋めいている。昨日の予報は最高18℃最低13℃、木の葉の色も急速に変化に向っている様に感じた。一番変化の激しいのがやはり七竈、真っ赤な実を隠してゆくかに葉を赤くしている。今朝は肌寒さを感じてか、寝相の悪い私も無意識に布団に包まって居た。
もうはまなすは実になってますのね、花の綺麗さが昨日のように思われるのではと思われます。日の短さ落ちる陽がはまなすに注ぐ夕日が見えるようです。とにかく日の過ぎ去る早さはいつも驚いています、年のせいですかね。
こちら京都では、日中は33~34度の厳しい残暑ですが、夜になればかなり涼しくなり、朝方には少し冷えて、肌寒くなるほどです。夜中に温度調整に起き上がってしまうほどで、一日にこれだけ温度差がありますと、盛夏の時より暑さもかえって厳しく感じてしまいます。仕事仲間の間では、「今の日本の政治のような温度差だね」と冗談を言っています。後書きも拝見させて頂きましたが、北国のあまりにも急激な季節の変化には驚くばかりです。御句を拝見して本当に実感として、秋の到来、季節の移ろいの早さに共感します。