犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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15段三脚脚立を運ぶ

2023年01月14日 | うつろい
[あらすじ] 9メートルくらいあるらしいチャンチンの木を伐った。
お隣の農家から、15段の三脚脚立を貸してもらって作業した。


13段目に立って、木の中ほどから伐り倒した後は、
数十cmずつ輪切りにしていく。

なるべく水平にチェーンソーの刃を入れる。
片側から3分の2くらい切ったら、今度は反対側から切っていく。
両方から切っていったのが合わさってポロリと外れる寸前でチェーンソーを止める。

止めないと、切れた部分がチェーンソーの上に乗っかって暴れて適当に落っこちてしまう。
残りわづか、ってところで寸止めにする。

止めたチェーンソーを、肩から掛けるなどして安全に置いて、
幹の上の切った部分を掴む。
掴んで、傾けてみる。

グラグラ揺れたら寸止め成功である。
回転させるような感じで、残っている部分を折り取る。

両手で掴んで、幹の切り口の上をジワジワ移動させ、
意図した方向に落とす。

「ドスン」

高い位置から落とすと結構な衝撃だ。
地面にめり込む。



何度かこの作業を繰り返す。

気付くと、自分の脚立でも届くくらいの位置まで下りてきている。
もう、15段である必要は無い。

三脚脚立を返そう。



脚立から降りる。

ああ。地面って安心。
これ以上落ちよう無いもんね。

丸太って美しい。
いつ見ても、いい。



15段の三脚脚立をお隣さんに返そう。

お隣さんとの間には、低い塀の上に低いフェンスが有る。
そして、我が庭のほうが地面が30cmくらい高い。

借りて来られたのだから、返すのも楽勝なはずなのだが。
なぜか、どうもうまくいかない。

高い脚立に翻弄される。

一旦、フェンスに立て掛けて、
向こう側に長く出すことでシーソーが傾くような感じで
向こう側に下ろすことができれば良いだろう。
と、考えるのだが。

立て掛けるために脚立を傾けようとすると、もう危ない。

バランスを取ってまっすぐ立てている時は良いのだが、
ちょっとでも傾けると、重みで一気に倒れてしまいそうな感じになる。
怖い。

色々な向きに試すのだが、どうもうまくいかない。





最終的にはうまくいったが、けっこうたいへんだった。

持ってくる時のほうが楽だったのは、
地面の高さにある30cmほどの差が物を言っていたのだろう。
向こう側から見た時のほうが、フェンスに高さが有るので、立て掛けやすいのではないか。
え?
そうだったっけ?
借りる時にどうやって運んだのか、
もうよく思い出せない。



無事にフェンスを越えさせることができたが、
今度は、横になった脚立を立たせなければならない。
おや。
どうする?

見回してみると、
単管パイプで作った棚が有る。
藤とかキウイフルーツとかを這わせるような棚だ。
2メートルくらいの高さが有る。
これだ。

横になっている三脚脚立の、重心よりちょっと上部寄りを支えると、
足側が下がって、頭側が上がる。
そこから少しずつ脚立の下に入り込んで、立ち上がらせていく。

そうしながら棚に近付き、頭を棚の横パイプに引っ掛ける。
ホッ。
これでひと安心。

それから、足を少しずつ棚のほうに近付けていく。
すると、次第に頭が持ち上がって、全体が立ち上がっていく。



いやー。
4.5メートルも有ると、扱いがたいへんだ。



とにかく、こんな作業はもう二度としたくない、というか、
ワタクシは今53歳であり、
今後、木がまた伸びちゃったという頃には
こういった作業をするのがしんどいお年頃になっているだろう。

作業できる今のうちに、バッサリ切っておくべし。
もっと低い脚立で充分に作業できる程度までは、せめて。
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