犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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実山椒のゆくえ

2023年05月31日 | うつろい
山椒の実がいつにも増して豊作だ。
庭の南端に繁っていた高い木を数本伐ったので、
陽当たりが良くなったからだろう。

自国のみでは消費しきれない。
輸出することにした。

しかし、買って貰えなかったら、困る。
売れ残って古くなったものを自分で食うのはアホらしい。
自分はいくらでも新鮮な物を食べられるのだから。



庭で殖えた草花や木の苗や種や野菜などを、
玄関先で安く無人販売している。

蕗なんか喜んでもらえている。

ただ、葉物が売れないと、ちょと困る。
朝採って、新鮮なものを店頭に出す。
その日に売れないと、鮮度が落ちてしまうじゃないか。

自分がおいしく頂くためには、
食べる直前に採れば良い。
そういう、最高に採れたてのものを食べつけると、
半日おいたものを食べるのはバカらしく感じてしまう。



山椒の実も、新鮮なものを手に取って欲しい。
採ったその日に買って欲しい。

じゃあ、予約販売にしようかな。
と考えていたら、友人Fが同じことを言う。
ほう。そう考える人が他にもいるなら、やってみるか。

店頭に予約表を置いて、〇印を付けてもらえるようにした。

が、
書き込みは無かった。



採った実は、どんどん枝から取り、軸から外し、
下茹でして、身近な人に分けた。

と、思っていたが、
一袋、冷蔵庫の中に忘れていた。

これもさっさと下処理しないと、黒ずんでしまう。
と思って開けてみると、案外きれいな状態だった。

では、と思って、店頭に置いてみた。
すると、その日のうちに売れた。

やはり、
実物を出して売るのが良いってわけだ。
そりゃそうだ。ウチでどんな実山椒が穫れるのか、知られていない。
知らないもんを予約してまで買わない。

じゃあ、まあ来年は、例えば3回くらいに分けて収穫するとして、
その度に少しづつ売りに出してみるとするか。

鬼ゲラ
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