犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ココロの師匠

2011年03月08日 | からだ
一昨日の記事に書いた、外側が磨り減った靴を履いていた頃。

腰の痛みなどで、ある接骨院に行っていた。

ペインシフトという治療法をする。
手の甲の反応点(って呼んで良いのかな)を
ボールペンの先みたいな金属の棒(鍼灸の道具)で刺激すると、
即効!狙った筋が緩む。

この治療法は、石橋輝美という人が考案し、
川崎市の何軒かの接骨院を中心に、行われている。

内臓系にも効くし、脳味噌の奥の方まで刺激できる、
いかした治療法だ。

なんつっても、私の通っていた接骨院の先生は、カッコイイ。

短めの、グレーの総髪。
きちんと揃えた口髭。
ちっこい目。
普段着。
奥さんは美人。


私は、自分で意識して外股を直していたが、
どうやら、先生もとっくに治療してくれていたようだ。
足を診て、歩き癖を見て取れるからだ。

患者自身に、自分の病気(例えば腰痛)の原因(例えば歩き方)は分からないものだ。
先生は、
「こっちに体重がかかるからいけねぇんだ」
と、
たいへん簡潔な説明の言葉を添えて、手の甲のある点をグリグリする。


その日、私はあの靴↓を履いて、天徳接骨院に向かった。



すでにその靴は私に合わなくなっていた。
歩き方が少し修正できていたので、擦り減ったかかとのせいで
靴を履くと足が外に傾くように感じた。

先生の施術を受けて、帰り。
靴を履いて接骨院を出て、数歩、歩いてビックリ。

靴に違和感が無い。
足が外に傾かされる感じが無い。

斜めになってしまった靴底に、つられて傾いてしまわない
歩き方ができているのだ。

すげー。


この思い出のため、この靴は捨てられない。
歩き方に自信が付いたら、履いてみようという思いもある。

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