犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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喉元過ぎて熱さを忘れる私

2024年04月12日 | からだ

患者さんは、以前の痛みを忘れる。
治ってしまうと、忘れる。
治してもらったことも忘れたりする。

そういうものだ。



幼なじみDに久しぶりに会った。
道端で10分ほどしゃべり、
帰る方向に歩きながらしゃべり、
数十メートル先でまた立ち止まって10分ほどしゃべり、
帰る方向に歩きながらしゃべり、
数十メートル先でまた立ち止まって20分ほどしゃべった。

帰宅してから時計を見て、これくらい時間が経っていたのだと気付いた。
体感的には15分くらい。
話は尽きぬのだ。



「あたしも足底筋膜炎でさ。踵が痛くって」
も?
もって何?
「す~さんも足底筋膜炎なんでしょ、ブログで読んだけど」
あああ
「なんだったっけ、テーピングしてアーチを補強して盆踊りに行ったんじゃなかったっけ」
そうだ。
そうだった。

一昨年だったっけー?と思って、自分のブログを検索したところ、
なんのこたあねえ、去年の夏だった。
一年も経っていない痛みを、もう忘れている。
治ったからだ。

https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/f563ca44708f220aede5e843c05d00f9
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/7871794f10c5734cfb28eaa3a05f4d38


なるほど。
足の横アーチを補強するテーピングや、
舟状骨を引き上げるテーピングなどをして対策したのか。

忘れるほど治っているということは、効果が出たのか。
ただ、第一趾内側の感覚鈍麻はうっすら残っているので、
完全に解決しているわけではない。



いつ治ったんだったっけ?
思い出せない。



患者さんは、今一番痛い所を問題にする。
新しい痛みが出ると、その前の痛みはなりをひそめる。

それだ。

実はこの後、五十肩の症状が出た。
自分の記録を見ると、ちょうど先に挙げたブログを書いた7月29日のところに、
「この頃、右肩の可動域に制限が出はじめた」とある。

そして記憶によれば、
9月7日の錦糸町の河内音頭に行ったら、
問題なく踊れた。
踊りでゴキゲンなおかげなのか、あるいは
踊りの範囲の動きなら可能だったのか。

更に記録を見ると、9月下旬には明確に右肩に痛みを感じている。

これが一番の問題ということになって、
足底のことなんか忘れ去っていた。



更に、1月の半ば頃から、
しゃがみ込んだ時に右膝の外側にピリッとした痛みが走るようになった。
おそらく、腰椎5番の神経痛だろう。
しゃがむと痛むが、そうでない時にも同じ領域に感覚鈍麻が有ることに気付いた。

足底の痛みが出る前に、第一趾に感覚鈍麻が有ったように、
こちらも感覚鈍麻が先に有ったのだろう。
ただ、膝の外側は元々さほど感覚が鋭いわけでもないので、
鈍麻していても気付いていなかったのではないか。
悪化して、痛みが出るようになってやっと気付いたというところではないか。



医者の不養生。
鍼灸師がこんなにあちこちに痛みを抱えていても面白くない。
自己治療する。

おかげで、右膝外側の神経痛は終息している。

肩のほうはもうちょっと難しいけれど、だいぶ良い。
運動鍼のようなことをすると、奥の原因が現れてくる感じ。なんのこっちゃ



腰椎5番の神経、L5神経が阻害されているなら、
腰仙椎関節の間が狭まっているのか。

そう言えば2年ちょっと前に、
ばかデカい御影石を移動させたり、
コンクリート平板をたくさん運んだりした頃、
歩くと腰の中で「コトン、コトン、」と音がした。
一歩一歩鳴るのではなく、どっちかの足を踏み出した時に鳴るのだ。
どっちだったっけ。

自分のブログを検索したら、見付かった。
ナイス備忘録だなあ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/64b4a8bd1283e5cf55f494c2d1d4794e
左足か。
ふーむ。

ドローインして治した。と記憶している。
下腹を引っ込めながら息を吐ききり、
息を吸いながら下腹を引っ込め続ける。
この繰り返し。

なんか問題が有ったらとにかくこれをやっとけ、というヤツ。

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