犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ウォーミングアップの必要性

2014年09月22日 | なりもの
私の場合は楽器とくにトロンボーンを吹く際のことで思うのだが、
身体を使ってやることなら、スポーツでも、舞踊舞踏でも、
ダーツやビリヤードのような競技でも、同様だと思う。

アマチュア演奏家の友人が言う。
いくら練習しても身に付かない。年のせいか。
バイオリンを弾く手元を見ていると、ポジションが決まらない。
同じ音程を取る指の感覚を憶えられない様子だ。

触れてみると、肩はガチガチに凝っていて、腰も痛むと言う。
冬場などは、冷えてこわばり、指の動きが悪くなるそうだ。

なるほどそれでは、いくら練習しても身に付かないだろう。
様々なコンディションで練習したら、動きは一定しない。
一定しない動きをその場その場でいちいちコントロールするのは
型を作ることにならない。

ピアノの鍵盤を例に説明してみよう。
鍵盤を目で見ずに、オクターブを押さえたい。
指の広げ具合を感覚で憶えていくわけだ。

だが、冷えて指がこわばっていれば、指は広がりにくい。
そういう状態で練習すると、いつもより
「もっと広げなきゃ」
と感じて、そう練習する。

しかし、次の日にあまり手が冷えてなければ、
昨日練習した感覚で指を広げると、広げ過ぎになる。
という具合に、その日のコンディションによって、
感覚が違ってきて、型を作る練習にならない。

これを防ぐためには、ウォーミングアップがまず必要だ。
自分の身体が、適度にゆるんでいて、すぐに反応できる状態にする。
準備を整えるのだ。

では具体的にウォーミングアップとはどういうことか。
スポーツか楽器演奏か舞踊か、
あるいは職人の手仕事などもそうだろうが、
ジャンルによって実際にやることは異なるが、
目的は共通している。

と、
つづく・・・

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