犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

食欲なくしてました

2015年07月27日 | からだ
[あらすじ] 二十歳頃のひきこもりと、三十歳頃の鬱。
やる気が出ない。眠れない。


たしかに鬱病と呼ばれる状態だったろうと思うのだが、
私は鬱病という診断と投薬治療が嫌いなので、
どうしても鬱病という言葉を使いたくない。
そこで今まで鬱状態と書いてきたが、ある考え方では
鬱病と鬱状態を明確に分けて見ているようで、
その考え方に当てはめて読まれても困る。

自分のあった状態をどう表現するか、いまだに迷っている次第。



食欲が無くなった。

と言うと、ちょっと不正確な気がする。

食べる気がしない。
食べる気がしないのには、理由があった。
腹が空かないのだ。
しかし、軽い肉体労働をしていたので、食べなければバテてしまうだろう
と考え、無理やり飯を口に突っ込んで噛んで呑み下していた。

食べ物は、なんの味もせず、
大好きな米の飯も、砂を噛むようだった。
味がしないのだから、うまいものを食べたいという気持ちも無いので、
適当なおかずでごはんを一杯、胃袋に送り込んだら食事は終わりだ。

義務を遂行している感じだった。

友達と食べると、マシな時期もあったので、
わざわざ友達に頼んで一緒に食事に行ってもらったこともあった。

酒飲みで、その日の夜は何を飲み何をつまむかを、昼頃から考える。
味がしないので、それも楽しくないから、しない。
うまいものがわからない一方、まずいものもわからない。
味に対する感情がわかないのだ。
食えれば、なんでもいい。
と言うか、食いたくもないので、食えればいい、という気持ちも無い。

そうは言っても、一日食べていないと腹が空く。
腹が空くと、通常、あれが食べたいこれが食べたいと、いろいろ思い浮かぶが、
これが無い。
何を食べていいかわからないまま、冷蔵庫を開ける。
ごはんに生卵を割り、佃煮か何かで食べる。
今書いていると、なんてうまそうなんだ!と思うが、
当時はなんの味もしなかった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 呼ばれました | トップ | 離人感ありました »

コメントを投稿

からだ」カテゴリの最新記事