南寧に移動しましたが、昆明の紹介を続けます。
テン池の北に堤で区切られた草海という小さな湖があります。テン池と水が行き来していると思います。テン池の十分の一以下の表面積だと思いますが、これが「海」で、琵琶湖の半分近くある湖が「池」と名づけられているのは、どういう感覚なのか、分かりません。
この草海の北端にある大観公園に行きました。3層の大観楼が建っていて(写真奥が大観楼)、清の時代の昆明人である孫翁髯という詩人が昆明の美しさを余すところなく表現した180字の詩を残したことで有名です。楼閣などの柱に掲げられる形式で、「天下第一長聨」と呼ばれます。
大観公園に来る人のほとんどがこの長聨が目当てとインターネットで解説されていました。詩の好きな国民だと改めて思います。
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