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香格里拉についた翌朝早くから普達措国家公園に向いました。富士山頂より高い標高4000メートル以上の高原です。
公園に入る前に商店に案内され、防寒コートを借り(26元)、酸素ボンベを2本(49元×2)を買うよう勧められました(1元は約14円)。水やチョコレートも買いますよう勧められましたが、私は用意した水で済ませました。
公園内は専用バスが決まったコースを次々に走るようになっていて、ポイント、ポイントで停車します。ポイントで自由に時間を使い、どのバスに乗ってもいいのです。出発して3時間ほどのうちに元の場所に戻る約束で、ガイドからもしばらく離れました。
最初に停車したのは属都湖。湖畔につけられた木道を30分ほど歩きました。何と言うことはない、富士五湖のどれかの湖畔を歩いているようなものです。高度が高いことと、前後、数珠繋ぎに人が歩いていることが違うだけ。
静かな湖面に映った湖畔の山を写真に撮りました。中央がくびれている山だったので、まるで唇のように写っています。