①小城 (JR九州)唐津線。佐賀県小城市三日月町久米。15
②江津 (JR西日本)山陰本線・三江線(起点)。島根県江津市江津町。
③久原 松浦鉄道西九州線。佐賀県伊万里市山代町久原。
④鞍手 (JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)。福岡県鞍手郡鞍手町小(お)牧(まき)。
⑤川跡 一畑電車。島根県出雲市武(たけ)志(し)町。
⑥小櫃 (JR東日本)久留里線。千葉県君津市末吉。
⑦飾磨 山陽電気鉄道 網(あ)干(ぼし)線(起点)。兵庫県姫路市飾磨区清水。
⑧小柳 北陸鉄道石川線。石川県白山市小柳町。
⑨宇宿 (JR九州)指宿枕崎線。 鹿児島市宇宿三丁目。
⑩神立 (JR東日本)常磐線。 茨城県土浦市神立中央一丁目。
読みと由来等
①おぎ 大和朝廷に従わない土蜘蛛と呼ばれる土着民がヤマトタケルの巡幸に反抗し,防御用に利用した堡(おき,砦)に因むという。
②ごうつ かつて江(ごう)の川舟運の終点として,江津または御(ごう)津(つ)と称されたことに由来するという。
③くばら 朝鮮の百済(くだら)と関係があるのかもしれないとの説もある。
④くらて 郡名。郡境にある鞍形の山容に因むという。また,この地に住んでいた強弓で知られる鞍橋君(くらじのきみ)の「くらじ」が転訛したという伝承がある。
⑤かわと かつて斐伊(ひい)川が流れていた川跡に当たることに由来するという。ト(跡)はアトの前略か。
⑥おびつ 壬申(じんしん)の乱(672)で敗れた天智天皇の子・大友皇子の首を家臣が櫃(ひつ)に入れて上総の国に運び,現在の白山神社に葬ったという伝承に因むという。初め「御櫃」と呼ばれていたが,その後,「小櫃」に改められたといわれる。
⑦しかま 大(おお)三(み)間(ま)津(つ)日子(ひこ)命(のみこと)が屋形を造っていた時,大きな鹿が鳴いたことから,「荘鹿(しか)鳴くかも」と言ったことに因むという。また,砂地や砂丘のある処の意の州処間(すかま)の転訛ともいう。
⑧おやなぎ 昔,小柳入道が居住したことに因むという。
⑨うすき 鵜が多く棲みついていたことに因むともいう。アイヌ語説もある。
⑩かんだつ カンダツとは,雷,雷神のことで,雷を祀った神社があつたことに由来するともいう。
②江津 (JR西日本)山陰本線・三江線(起点)。島根県江津市江津町。
③久原 松浦鉄道西九州線。佐賀県伊万里市山代町久原。
④鞍手 (JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)。福岡県鞍手郡鞍手町小(お)牧(まき)。
⑤川跡 一畑電車。島根県出雲市武(たけ)志(し)町。
⑥小櫃 (JR東日本)久留里線。千葉県君津市末吉。
⑦飾磨 山陽電気鉄道 網(あ)干(ぼし)線(起点)。兵庫県姫路市飾磨区清水。
⑧小柳 北陸鉄道石川線。石川県白山市小柳町。
⑨宇宿 (JR九州)指宿枕崎線。 鹿児島市宇宿三丁目。
⑩神立 (JR東日本)常磐線。 茨城県土浦市神立中央一丁目。
読みと由来等
①おぎ 大和朝廷に従わない土蜘蛛と呼ばれる土着民がヤマトタケルの巡幸に反抗し,防御用に利用した堡(おき,砦)に因むという。
②ごうつ かつて江(ごう)の川舟運の終点として,江津または御(ごう)津(つ)と称されたことに由来するという。
③くばら 朝鮮の百済(くだら)と関係があるのかもしれないとの説もある。
④くらて 郡名。郡境にある鞍形の山容に因むという。また,この地に住んでいた強弓で知られる鞍橋君(くらじのきみ)の「くらじ」が転訛したという伝承がある。
⑤かわと かつて斐伊(ひい)川が流れていた川跡に当たることに由来するという。ト(跡)はアトの前略か。
⑥おびつ 壬申(じんしん)の乱(672)で敗れた天智天皇の子・大友皇子の首を家臣が櫃(ひつ)に入れて上総の国に運び,現在の白山神社に葬ったという伝承に因むという。初め「御櫃」と呼ばれていたが,その後,「小櫃」に改められたといわれる。
⑦しかま 大(おお)三(み)間(ま)津(つ)日子(ひこ)命(のみこと)が屋形を造っていた時,大きな鹿が鳴いたことから,「荘鹿(しか)鳴くかも」と言ったことに因むという。また,砂地や砂丘のある処の意の州処間(すかま)の転訛ともいう。
⑧おやなぎ 昔,小柳入道が居住したことに因むという。
⑨うすき 鵜が多く棲みついていたことに因むともいう。アイヌ語説もある。
⑩かんだつ カンダツとは,雷,雷神のことで,雷を祀った神社があつたことに由来するともいう。