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地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

難読駅名 いくつ読めますか 原木中山,梶栗郷台地,永覚,加佐登 ,原町,須賀,飫肥,粉河,巣子

2016年01月10日 10時37分08秒 | Weblog
①原木中山  東京地下鉄(東京メトロ)東西線。千葉県船橋市本中山七丁目。
②梶栗郷台地 (JR西日本)山陰本線。山口県下関市綾(あや)羅(ら)木(ぎ)新町(しんまち)三丁目。
永覚   愛知環状鉄道。愛知県豊田市永覚町。
④斎宮   (近鉄)山田線。三重県多気(たき)郡明(めい)和(わ)町斎宮。
⑤加佐登 (JR東海)関西本線。三重県鈴鹿市加佐登一丁目。
⑥原町 (JR九州)篠栗線(福北ゆたか線)。福岡県糟屋郡粕屋町原町一丁目。
⑦須賀  (名鉄)竹鼻線。岐阜県羽島市正木町須賀小松。
⑧飫肥  (JR九州)日南線。宮崎県日南市星倉一丁目。
⑨粉河  (JR西日本)和歌山線。和歌山県紀の川市粉河。
⑩巣子  IGRいわて銀河鉄道線。岩手県岩手郡滝沢村滝沢字巣子。

読みと由来等

①ばらきなかやま 市川市原木と船橋市本(もと)中山の合成から。「原」を「ばら」と読む地名は少ない。静岡県伊豆の国市原木,同県浜松市東区原島(ばらじま)町など。
②かじくりごうだいち 近くの綾羅木郷遺跡周辺の地名に因む。③えかく 由来等不明。
④さいくう 7世紀,この地に伊勢神宮に関する事務をつかさどる役所(斎宮寮)が設けられたことに因む。クウは呉音,グウは漢音。
⑤かさど 加佐登神社に因む。 
⑥はるまち 須恵川下流右岸に位置。集落の東に屋敷跡があったことから,この一帯を長(ちょう)者(じゃ)原(ばる)と呼んだ。長者原につくられた町という意から,原町と付けられたという。ハルの語源は「墾る」とみられる。九州では「原」が接頭語の場合は「はる」,それ以外の場合は「ばる」と読む地名が多い。
⑦すか 長良川中流左岸に位置。砂所(すか),洲処(すか)の意ではないかという。
⑧おび 旧飫肥藩の城下町。「大火」の意や「帯のように細長い平地」の説などがある。
⑨こかわ 宝亀元年(770)草創の粉河寺から。寺の名称は,川の水が白くて粉を流したようであったことに因むという。
⑩すご 江戸期,南部藩では藩主の鷹狩りに必要な鷹の雌雛を捕るために,毎年この地に来ていたことから,巣から鷹の子を捕る里(郷),すなわち「巣郷」と呼ばれ,後に「巣子」になったという。

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