農業をやりたい!

美味しい果物・野菜を作ってみたい。全くの経験なしでも、農家になれるのか? 憧れの農業ライフへのチャレンジをつづるブログ

夏から秋へ

2014年09月09日 | 就農関連
きなこです。

さわやかな秋晴れの続く丹波です。
団子2つは学校が始まり、もう一つの団子は保育園。
昼間は、まったりと二か月になったちびちび団子と過ごしております
といっても、授乳に抱っこに、そしてちびちび団子が寝入ったすきに、下校・降園ラッシュの夕方までにほぼすべての家事の段取りをつけて・・・
と、結構忙しくしています

エダマメも、農業大学での研修を8月で終え、いよいよ9月からは独立です。
今は借りた農地に新しく建てるビニールハウスの手配や、事業計画を立てたりと、様々な準備活動中です。
家にいる時間が長いので、四男君と過ごす時間も必然的に長くなり、サラリーマンの時には考えられなかったぐらい
自分の息子の成長を日々感じてるようです。
抱っこしたり、すりすりしたり、かみついたり(←どんな愛情表現や…)
赤ちゃん時代のかわいらしさを4回目にしてやっと満喫できているようです。

家の畑は、今はもう冬野菜の種まきなどが始まっています。
夏野菜ももうすぐおしまい。
家には、夏にとれたかぼちゃがごろごろあるのですが、さすがにそろそろ収穫から時間のたったものは傷みだしてきました
なので、せっせとペーストにして冷凍庫へ。
こうしておけば、いつでもかぼちゃスープにしたり、かぼちゃプリンをつくったり、かぼちゃマフィンなんかも焼けます
きなこは、大ばあちゃんに届けるために、今回はかぼちゃレーズンパンに。
 
 

かぼちゃの黄色がなんとも優しい感じに出来上がりました。
食べてもかぼちゃの甘みが感じられてGOODでした。

夏の終わりの畑には、収穫の遅れた万願寺とうがらしもいます。
万願寺唐辛子は、普通は緑色の未熟果(左)を収穫して食べるのですが、熟してしまうとこんなにきれいな赤になるんです。

 

万願寺唐辛子は、唐辛子と名前はつくけれど、辛くはありません。
でも赤くなると、唐辛子みたいで辛そうでしょ。
ところが、この完熟万願寺、とっても甘くてフルーティーなんです。
ピーマン類特有の青臭い苦みがなくて、我が家の団子たちにも好評。
流通しているのは見たことないので、これも育てた人だけのお楽しみなんやね。

こうやって、季節は夏から秋に変わっていきます。





 

大きくなあれ

2014年08月19日 | 就農関連
きなこです。

先日は、丹波地域に大変な雨が降りました。
たくさんの人が心配のメールをくれました。
幸いにも、エダマメファミリーの住んでいる地域は、畑や道路こそ、ところどころ水没したものの
おうちに水が入ってくることもなく、無事でした。
それでも、夜中に四男君の授乳をしながら、稲光でピカピカする空と、激しい雨の音に、裏山が崩れてくるんじゃないかと
怖くなり、本気で4つの団子たちとどうやって逃げようかと考えていました。
おなじ丹波でも、被害にあわれた方もいらっしゃって、早く復旧することを願います。

さて、そんな大雨の翌日は三男君の4歳のお誕生日でした。
道路の水没などで、買い物に行くのもちょっと怖かったので、家にあるものだけでパーティーをすることになり、
三男君のお昼寝中に、お兄ちゃんたちと作りました、バースデーケーキ

 

生クリームも使いかけしか冷蔵庫になかったので、ちょっと下のスポンジ見えてます。
桃も、少し足りなかったので、ブドウも足して、見えない中には缶詰の桃も使いました。

そして、三男君のリクエストのコロッケの夕食の後、お兄ちゃん作のケーキに大喜びの三男君
四男君は、ぐっすりねんねの最中だったので、きなこもゆっくりお祝いしてあげれました。

 

三男君は、アメリカ生まれ。まだお座りもできない頃に日本に帰国し、2歳のお誕生日を迎えてすぐに丹波に移住。
2回の引っ越しをしたドタバタの4年間だったので、本当にあっという間に大きくなった感じがします。
でも、大きな病気をすることもなく、ころころと変わる環境の中でもたくましく元気に育ってくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

大きくなって、いい男になってほしいなあと。
なにはともあれ、お誕生日おめでとう、そしてエダマメファミリーを選んで産まれてきてくれてありがとう。





たからもの

2014年07月24日 | 就農関連
きなこです。

梅雨も明け、毎日暑いです。

7月8日に、無事ベビーちゃんが誕生しました。
タクシー出産になるかもと不安でしたが、ベビーちゃんはちゃんときなこの声を聴いていてくれたんですね。
団子たちが朝起きてくる時間に、ちょうど陣痛が始まり、私は「そうや、朝ご飯持っていかなあかん」と、団子&エダマメのサンドイッチを
陣痛の合間に作り(なんて余裕)、それを持って家族そろって病院に向かうことができました。

そしてエダマメと団子3つが見守る中、ベビーちゃんは生まれてきました。
小さくて、ほにゃほにゃした新生児、かわいくて仕方ありません。
妊娠初期には、消えてしまうかもとさえ言われたこの命、奇跡が積み重なって、エダマメファミリーの仲間入りです。
命のすごさというか、神様の領域というか、なんとも言葉では言い表せない重みをもって、ベビーちゃんは生まれてきました。
支えてくれたみんなに本当に感謝しています。

 

そして、団子4兄弟の母となったきなこですが、夏休みに突入した団子たちと、ものすごいスピードで過ぎる毎日を送っています。
でも、大変だけど、またこんなかわいい赤ちゃんを抱っこできるなんて、本当に幸せやなあと感じています。

「お母さん、赤ちゃんが家にいるっていいなあ」
「ねえ、だっこさせて~」
「赤ちゃん、あくしゅしてもいい?」

団子3つは、すでに四男君に夢中。4つの団子がぎゅうぎゅう押し合い顔を並べているのは、たまらなく良いものです。
 

たからもの 大事にしていきます。



たぶんもうすぐ

2014年07月04日 | 就農関連
きなこです。

蒸し暑い1日でした。
昨日は雨が降り、今日は畑も濡れているので、農作業お休み

どうして、スマイルマークかというと、よくよく考えたら、会社に勤めていると、出産予定日の6週間前からお休みできるんだよね。
でもね、農家にそんな休みはない
だから、重いおなか抱えて、収穫、雑草抜き、追肥、出荷用の袋詰め、出荷などなど、ふだんの家事と合わせてやっているんです。
もちろん、無理はしていないけど、この暑い時期、しかも夏野菜の最盛期、忙しいからなかなか休めないのも現実。

だから、今日は雨の後で畑がぬれて土がいじれないという、大義名分のもとお休みを満喫できるのです。
そして、こうやってブログを更新できる余裕もできたりして、なんとも優雅な休日。

今日は、一日中パン作りにいそしんでいました。
なんてったて、こねこねしている時間が楽しい
東京に住んでいる、エダマメの大ばあちゃんにお野菜と一緒に送ってあげようと、今日焼いたのはこれ
 
レーズンブレッドに、イチジクとクルミと全粒粉のパン、そしてチョコくるみパン。
う~ん、おいしそうに焼けた焼けた

さてさて、おなかのベビーちゃんは、予定日まで1週間となりました。
ずいぶんとおなかも下がってきて、感覚的に、たぶんもうすぐ、と感じるようになりました。
1人目よりも2人目、2人目よりも3人目と陣痛から出産までの時間が短くなっているので、4人目ちゃんはきっともっと早い。
病院まで車で30分はかかるので、お医者さんからも、助産師さんからも、あれっと思ったら、すぐに来てくださいと念を押されています。
ついでに、お医者さんからは「もし生まれちゃったら、胸の上で抱っこして病院に来てくださいね、ははは」と言われ、きなこはちょっと不安
おなかのベビーちゃんには、家族みんなが揃っているときに出てくるんだよ~と話しかけているのですが、さてさて、どうなることやら。
タクシーで出産なんてことになりませんように

妊娠初期、このベビーちゃんを失っちゃうのかという大変な時期もあったけど、よくぞここまで持ちこたえてくれたと、本当に
奇跡の積み重ねに感謝しています。
あと少しで、会えるのかと思うと、楽しみで仕方ありません。
3つの団子も、「もうすぐ?」「あ~楽しみ!」とその日を心待ちにしています。

さあ、ベビーちゃん、家族みんなが待ってるよ
お母さんも、もう心の準備はOKだよ。
みんなのラブラブ攻撃を覚悟して、産まれておいで~


にんにく むきむき もりもり

2014年06月09日 | 就農関連
きなこです。

今日も暑いですが、週末も暑かった丹波です。

この週末、たまねぎとにんにくの収穫をしました。
どちらも引き抜いた後、乾燥させなければいけないので、お天道様のごきげんをネットの雨雲レーダーで確認しながら
それー、引き抜けっと、エダマメファミリーみんなで抜きました。

キャーキャー言いながら引き抜く団子たち。
まもなく臨月で、おなかのベビーちゃんがだいぶ下がってきているので、あまり動くなと言われているきなこは、
ぼちぼち引っこ抜きながら、その団子たちのはしゃぐ様子がなんともいい感じやなあと、嬉しく見ていました

にんにくも、立派に育ち、たーんと収穫できました。

収穫コンテナを椅子にして、エダマメと団子たちは、にんにくの外葉をむきむき。
 

にんにくのねっこを切り落とすエダマメのそばから離れない団子たち。
 
にんにくを渡したり、受け取ったり、そのお手伝いいるんかいなっとツッコミを入れたくなるようなお手伝い(邪魔?)をしながら
にんにくは、きれいな白い姿に。
そうそう、写真には写っていない長男君も、動けないきなこに代わって、たーんとお手伝いしてくれていましたよ(彼の名誉のためにね)

実は、このまだ乾燥しきっていないフレッシュにんにく、とってもおいしいのです。
ホクホクとした、それでいてジューシーで、こればかりは育てた人だけの醍醐味
次の日はにんにくたっぷりのパスタのお昼ご飯。ガーリックをのせたフォカッチャも焼いたら、団子たちももりもり。

今年の夏は、にんにくパワーで乗り切れそうです。