もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】シェーンバッハ・サボー(8)/竹内 譲編

2019-06-09 07:35:18 | 日記
竹内 譲(公明党拉致問題対策委員長、衆議院議員)

■無条件で日・朝会談に臨むとの安倍総理の決意は余程のこと

皆さん、こんにちは。
公明党を代表して、考え方と決意を述べさせていただきます。
北朝鮮を巡る情勢は刻々と変化しています。昨年、本年と米・朝首脳会談が開催され、朝鮮の非核化とともに拉致問題が解決に向けて大きく前進するものと期待されました。
本年2月には2回目の米・朝首脳会談に先立ち、先ほどもありましたが、家族会・救う会の皆様が初めての試みとして、金正恩(キム・ジョンウン)委員長に「全拉致被害者の即時一括帰国」が実現するのであれば、日・朝国交正常化に反対する意思はない、と。また拉致被害者は静かな日常生活を送ることを切望しているとのメッセージを出されました。
しかし残念ながら、米・朝間の交渉は決裂し成果がありません。それどころか、北朝鮮は未だに「日本人の拉致問題は根本的かつ完全に解決済みだ」との主張を繰り返しています。
北朝鮮には完全な非核化、そして拉致被害者全員を帰国させるという具体的な行動をしっかりと履行させる必要があります。金委員長はトランプ(Donald John Trump)大統領のみならず韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領、最近ではロシアのプーチン(Vladimir Vladimirovich Putin)大統領とも首脳会談を行っていますが、朝鮮半島の非核化に向けた交渉の成果は一向に上がっていません。
そのような中、今回安倍総理が、条件をつけないで日・朝会談に臨むとして、金委員長との首脳会談に対する並々ならぬ強い決意を表明されました。これは、これまでの経緯からすると余程のことであると、公明党としても考えています。
そして先週は、拉致問題担当大臣である菅官房長官が訪米して、ペンス(Mike Pence)副大統領らと会談し、前提条件なしに日・朝首脳会談をめざす総理の意向を伝達されました。また日・米両国が拉致問題の早期解決に向けて協力することを改めて確認されたことは、大変意義のあることだと考えています。
当事者である北朝鮮との対話の機会がなければ拉致問題の解決もはかれないわけで、非核化を迫られた北朝鮮と米国との交渉が進展していない時であるからこそ、日・朝間に対話のチャンスが生まれると確信しています。


■人口の4割が飢餓状態の北朝鮮

北朝鮮は、経済的には今非常に苦しい状況です。人口の約4割に当たる1,010万人もの国民が飢餓状態にあります。そのような意味で、政府におかれても適切な時期に日・朝首脳会談を実現させ、非核化のみならず拉致問題を進展させていただきたいと思います。
拉致問題が進展しない間にも、拉致被害者ご本人やその帰国を待ちわびておられるご家族の皆さんの高齢化が進んでおり、一刻の猶予もありません。政府はこうしたご家族の切実な気持ちをしっかり踏まえ、現在の国際情勢をチャンスと捕え、拉致問題に取組んでいただきたいと思います。
我々公明党も、政府与党の一員として今回の安倍総理の決意から具体的な対話のレールが敷かれるようにバックアップし、一日でも早くすべての被害者をご家族のもとに戻せるよう最大限の努力をしていく決意を申しあげ、ご挨拶と致します。
頑張りましょう。
ありがとうございました。

■救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
■警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
■北朝鮮人権人道ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015
■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。
<原文>
『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx
<日本語訳>
『北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html



◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。
■兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
■救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
■救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)
Disappeared after departing Japan for Europe.
The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.
Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆当時の身分:中華料理店「来大」の店員
◆身長:180cm
◆特徴:
1)非常に痩せていた
2)右小鼻から右目にかけて薄いあざ
3)明るく社交的で友人が多かった
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍。
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
幼少の折に両親が離婚し、神戸市の児童養護施設に姉と共に預けられる。
昭和43年に同施設を卒園(田中 実さんも同年卒園、ただし田中さんは高卒で3歳年上)。
昭和52年頃、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営する中華料理店「来大」に勤務。
昭和53年には田中 実さんを「来大」に紹介し、共に働く。
同じ年の6月6日、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。その後半年程して、田中 実さん投函によるオーストリアからの国際郵便を受け取る。
その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。田中 実さんの誘いを受け入れ、打ち合わせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
「救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。
■兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
■救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
■救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078



【SEA OF MERCY】
The book named “Sea of Mercy”
13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.
He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.
Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.
Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.
Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.
They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.
In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.
Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.
Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.
But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.
North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.
Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.
In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.
In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.
The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.
In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.
Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.
But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.
“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.
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