もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】三浦小太郎編

2010-08-02 13:13:27 | 日記
7月31日の「連続集会55」で、今回訪韓した対北風船ビラ飛ばしに参加した「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」(守る会)の三浦小太郎代表より以下の報告がなされました。飛送したビラの内容は下記の通り。



■対北風船ビラ第2弾、30万枚を飛送
-連続集会報告1-

三浦小太郎
7月29日午後3時から5時半にかけて、北朝鮮国境から数kmの山中、江原道華川郡の「平和ダム」から対北風船ビラが飛ばされました。守る会からは依藤事務局長と、日本在住の脱北者木下義雄氏の両名が参加しました。
私(三浦)としては、風船ビラを飛ばすことが目的であって宣伝は必要ないと判断しましたので、特にマスコミなどには告知しませんでしたが、韓国では日本側メデイアも含めて一定程度の記者が取材に来たようです。
風向きがいまひとつ悪く、この日は飛ばす予定の風船50個のうち約20個を飛ばし、その後現在(7月31日)までで50個を飛ばしきったという報告が李民復(イ・ミンボク)さんからありました。
飛ばされた対北ビラは300万枚、そのうち日本側のビラは30万枚です。国民行動本部などからの参加者は、ソウルから約90名、また太田から約10名の計約100名が参加しました。

◆ビラの内容

敬愛する朝鮮住民の皆様

今、朝鮮では多くの罪のない人々が苦しめられています。皆様のその苦しみを一日でも早くなくそうと日本で活動しているいくつかの民間団体が集まりこのビラを送ります。
1990年代の半ばから皆さん方への食糧の配給が中断しました。その結果、朝鮮の住民の15%にあたる約300万人が飢えのために亡くなりました。食糧配給が止まったので、仕方なく国外に脱出する方々が多いです。
この脱北者を心ある韓国人が助けています。日本でもその活動をしている民間団体があります。北朝鮮各地にある政治犯収容所には、20万人の罪のない人々が収容されています。その実態が少しづつ知られるようになり、日本でも民間団体「NO FENCE(北朝鮮強制収容所をなくすアクションの会)」が中心となり収容所廃止運動が展開されています。
金正日(キム・ジョンイル)が日本の総理大臣に謝罪したことをご存じですか。2002年9月、当時の小泉純一郎総理が平壌を訪問したときのことです。金日成(キム・イルソン)、金正日の命令により日本、韓国をはじめとする世界12ヶ国の人々が北朝鮮に拉致されました。13歳で拉致された日本人少女(横田めぐみさん)もいます。
小泉総理が日本人拉致を取り上げて金正日を責めたとき、金正日は13歳の少女らを日本から強制的に連れてきたことを認めて謝り5人の被害者を帰国させました。けれども、金正日が認めたのは、日本人拉致だけで、韓国やタイ、中国、ルーマニア、レバノンなど他の11ヶ国の拉致はいまだに認めていません。日本人も100人以上拉致しているはずなのにわずか13人しか認めず、そのうち8人については他人の遺骨を出してくるなどして「死亡した」と嘘をついています。
一日でも早く祖国に帰れるように被害者の父母、兄弟、子弟たちが志ある国民、政治家と共に活動しています。政府も総理が先頭に立ち、担当大臣を任命して努力しています。希望を持ってもう少し待ってください。
拉致被害者に関する情報を求めています。有益な情報を提供下されば報奨金を差し上げます。



●救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)

※原文には住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスと朝鮮語での通報が可能なことも書かれています。

●自由北朝鮮放送 代表キム・ソンミン

※原文には私書箱・電話番号・FAX番号と朝鮮語での通報が可能なことも書かれています。

北朝鮮で暮らしている帰国者、日本人家族の皆さん!
私達は日本の団体、北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会です。
皆さんはこの50年間、朝鮮総連にだまされたおかげで、本当に苦しい生活を送ってこられたことでしょう。
日本に戻って来た帰国者の中には、朝鮮総連を訴え、総連と裁判で戦っている人もいます。
総連は何もできずに逃げ回るだけです。その総連は、もうすっかり力が衰えています。多くの人たちが朝鮮総連を離れています。
これは、帰国事業がいかに間違った運動だったか、皆さんをだまして裏切る運動だったかが明らかになったからです。
私達日本国は、皆さんのことを忘れていません。今、日本には、約200人の帰国者、日本人妻、そしてそのお子さんたちが中国を通じて逃れてきています。
皆さんが中国に逃れてくれば、日本に行く道はあるのです。中国から日本国にぜひ連絡を取ってください。

●守る会(北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会)
※原文には住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスと朝鮮語での通報が可能なことも書かれています。



以上
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